2017年度春学期 研究会第14回

第14回の研究会が行われました。

 

まずはSFCガイドの最終発表。

 

はるきの園芸リサイクルからです。

壁面を利用したイチゴの収穫や、カスケードを利用した水田など。

SFCの構造物を利用して、園芸できないかという試みです。

リサイクルの先まで、話を進めるとより話にリアリティが出て良さそうです。

 

続いては小夏の水たまり観察ガイド。

水たまりを鑑賞する対象として再発見したこのガイド。

標本数も増えて、ガイドとしての強度が上がりました。

溢れる愛の溢れ先がガイドのどこかに現れると良いかもしれません。

 

三人目は電車の穴ガイド。

アナリストによる穴リスト、穴をアナライズしたこのガイド。

電車にとって良い穴とは何かが、明確化されてきました。

他のSFCガイドと違い、個別的事例ではなく一般的なカテゴリを評論しているだけに、その中でのバリエーションが欲しいところです。

悪い穴をこき下ろす文章がこれ以上なく面白いだけに、そこに注力してもいいかもしれません。

 

最後は薫子のSFC模様ガイド。

薫子がSFCの中で発見した、模様を紹介した。

タイトルや説明に薫子らしさが現れていて、他人を置いてきぼりにしているのが良いです。

ネタで押していると思われないためにも、写真の質を上げる必要がありそうです。

 

休憩を挟んで、春学期で卒業するニコラスの卒プロ発表がありました。

人形町の路地で採集できる路上園芸に、人形町ガーデンと名付けて路地の魅力を語った卒プロです。

中でも興味深いのは、路上園芸は外部に「魅せるガーデン」と、植物自体への愛着が表出した「飼うガーデン」に二分できるということ。

さらに数字などでより客観的分析に進めると、研究として質の高いものになっていくかもしれません。

 

最後は、石川研、今年の夏休みの課題。

今年は、毎日絵日記をかきます。

毎日絵日記をかかなければならないという面倒な作業が日常に無理矢理入り込んでくる時に生まれるであろう、楽しようとするチューニングの過程を楽しむという趣旨です。

みんなサボらずにかきましょう。

 

研究会終わりには、打ち上げ兼ニコラス追い出しパーティが行われました。

流しうどんをしたり、等身大ニコラスパネルで遊んだりしていました。

今期も充実していました。夏も、来期も、気を抜かずに頑張りましょう。

(じゃんぼ)

2017年度春学期 研究会第13回

第13回の研究会が行われました。

まずはSFCガイドの最終発表から。

バンブーはキャンパス内で「流れているもの」について。

「良い流れ」の条件と、事例を発表しました。事象が概念に先立つということを意識する必要があります。

はるこさんは「近道ガイド」。

これまで調査してきた近道を章立ててまとめてきました。ロマンチックなオチについて熱い議論が交わされました。

最後にかとりなさんの「生えているものガイド」。

集めてきたものそれぞれの、鑑賞方法を記述しました。ガイドを読む人のために、冒頭での定義の説明は必須ですね。

続いて翔さんによるセヴェラルネス第8章の発表。

 

領域の性格である「場所」と、計画的行為である「空間」の概念を用いて、これらの相互作用によって場所が連鎖的に変化していくことが述べられています。

 

最後に、立面・断面の描き方についてのレクチャー。

平面、立面、断面の図は、それぞれの特性に合わせて用いられなければなりません。

ドローイング合宿を踏まえ、木や石垣の描き方を学びました。

 

2017年度春学期 研究会第12回

 

第12回の研究会が行われました。

 

SFCガイドの発表です。

まずは薫子。

模様へのインストラクションにこだわりを盛り込みました。

コレクションの数が大量になるとよりガイドとしての質が上がりそうです。

続いて電車。

いい穴とは何かということについて考えてみたようです。

駄穴がいっぱい集まると、逆説的にいい穴が見つかりそうです。

3番目はこなつ。

キャプションに周りのオブジェクト情報などが追加されました。

水たまりの面白さは表面のテクスチャがその光景を作り出すことかもしれません。

 

最後ははるきです。

正面のカスケードを水田として捉えるなどのイメージを作ってきました。

その妄想のディティールが説得力を生みます。

セヴェラルネスの輪読もしました。

バンブーがPCの事物としての転用可能性を探りました。

ほぼ全員が、本来の趣旨とは異なるPCの可能性を考える時に壊れたら…というようなことを考えてしまうところが興味深かったです。

 

最後は流山おおたかの森という地名について議論しました。

おおたかという単語は何を示すのか。森という単語は何を示すのか。行政が流山中央というような名称ではなく、おおたかの森という駅名を採用した意図について議論しました。

(じゃんぼ)

12時間耐久・手描きドローイング強化合宿

金曜から土曜にかけて、SBC滞在棟で「手描きドローイング強化合宿」が行われました。
夕方、滞在棟に集合し、炊事担当のメンバーによる夏野菜のカレーを堪能、その後食卓を片付けて机を一列にし、あとはひたすら手を動かしました。線を引く練習から始めて、レタリング、樹木の描きかた、組み合わせの樹林、住宅や庭の図面、最後にマーカーや色鉛筆によるカラーリングまで、それぞれ一通り作図のプロセスを経験しました。すでに図面を描き慣れている院生は基礎の復習に、まだ慣れていない新規生は今後の練習のガイドに、今回の経験を使って下さい。SFC七夕祭りの前日、準備のために忙しいメンバーもいました。お疲れさま。

2017年度春学期 研究会第11回

第11回の研究会が行われました。

まずはSFCガイドの発表から。

バンブーは人の動きから見る現象ガイド。

SFCのキャンパス内で定点観測を行い、新しい発見を行いたかったが、うまくいかず。

対象を人間だけに狭めてしまうことで、本来求められている新しい発見ができないというアドバイスを受けました。

 

はるこさんは、SFCの近道ガイド。

これまでの近道を集めて、アウトプットの提案を行いました。

探検ガイドよりもむしろ、近道のプロフェッショナルが近道を紹介するという方針になりました。

 

かとりなさんは生えているものガイド。

オメガが生えていることよりも、生えているというカテゴリで括ることに面白さが。

カテゴリを分けて、鑑賞方法を追記することに。

植物ごとに記述する魅力を詳細に記載するとよいというアドバイスがあがりました。

つづいてセヴェラルネスの発表。

先週の発表を踏まえ、かおるこさんがパターンランゲージについての発表を行いました。

第6章の内容の中で登場するパターンランゲージについて焦点を絞り、その意味と位置付けについて考えました。

次に、6/17に行ったこどもの国のランドウォークの振り返りを行いました。

今回は歴史、基盤、街並み、植栽の4つのグループに分かれて、振り返りを行いました。

歴史班は、開発と開発のあいだが感じられる景観についての考察を行いました。こどもの国周辺は、歩いているとどんどん開発年代が変わっていくのが特徴的です。

基盤班は、恩田地域の土地利用の変遷や、旧道と今の道の比較、徹底された歩車分離についての考察を行いました。

街並み班は、こどもの国の「その町らしさ」の要因について、断面図を用いながら、数カ所の事例を考察しました。

植栽班は、植物の維持管理の度合いによって、その土地がどのように利用されているのかを考えました。植物名、設計、管理の状態などの観点から分析しました。

最後に抜き打ちテストを行い、これまで研究会で学んだことの確認を行いました。

2017年度春学期 研究会第10回

第10回の研究会が行われました。

まずはSFCガイドからです。

 

最初は電車から。

穴の魅力はチラリズムにあるのではないかという発見です。

そろそろ穴について系統立てるフェーズに入れると良さそうです。

 

続いては薫子。

模様の場所などを記述しました。

模様は実体があるのではなく、発見されるものという意識が必要です。

 

はるきはトーキョーリサイクル計画などを参考に場所を評価してきました。

そこに植物を植えないなんてもったいないと思わせるようなガイドができると面白そうです。

トリはこなつです。

水たまりをレーダーチャートで評価しました。

鑑賞における主観の立ち位置をどうするかには気を使ったほうが良さそうです。

セヴェラルネスの輪読を行いました。

ここに出てきている単語が、建築の歴史でどのような位置付けにあるかをまずは学ばなければ、何を読んでいるかがわからなくなります。

一次資料にあたりましょう。

最後は公園について議論しました。

なぜ公園の禁止看板には「この公園では」という注釈がつくのか。

それは都市の中で唯一何をしてもいい外部という理念のもと、公園が設計されているからであるという視点に。

(じゃんぼ)

こどもの国ランドウォーク

こどもの国のランドウォークに行ってきました!

幾つかのテーマでチームを分けてのランドウォークは初めてでした。

こなつの卒プロ対象地でもあります。

来週の研究会で、それぞれのチームの発見が共有されます。

2017年度春学期 研究会第9回

第9回研究会が行われました。

今週もSFCガイドの発表から始まります。

 

まずはバンブーから。

人の動きが人ではないように見えてくるように観察を続けたようです。

命名をすることは目的ではなく、見えてきたものがあまりに新しく名前をつけなければそれを表現できないというところまでいくと良いです。

 

続いては、かとりなです。

生えているものを捉えるスケールが大きくなった結果、オメガが切り株に見てきたというようなことを実際にイラストに起こしたようです。

ファンタジーで面白いですが、生えているものからは逸脱しないことが大切ですね。

 

最後ははるこです。

実際に様々な近道を実践してきました。

ルートだけでなく装備などにも注目できそうですね。

 

続いてはセヴェラルネスの輪読です。

事物の転用可能性を探る上で、そこにあった形態を利用している都市に渋谷のY字路が広告塔と化していることなどがあげられます。

高崎の古墳が水田や果樹園として使われているのも同様の事例ですね。

 

最後は卒プロ発表を行いました。

しえるは本をテーマにしています。本に対する愛おしさをテーマに研究するとのこと。

そもそも愛おしさとは何か。その解釈が重要そうです。

ニコラスは、人形町スタイルガーデンということで路上園芸の魅力を伝える冊子を制作しています。

この春で卒業なので、いよいよ大詰めです。

(じゃんぼ)

2017年度春学期 研究会第8回

第8回の研究会が行われました。

SFCガイドの発表からです。

まずははるき。

SFCにある様々なオブジェクトに関して、そこに植物を植えることができるかどうかを考える、園芸リサイクルというテーマでいくようです。

調べている時には、それが何を明らかにしようとしているリサーチなのかをよく考えましょう。

 

続いては小夏。

水たまりについて幾つかの評価軸を用意してきました。

ただその評価が果たして適正なのかはよく考える必要がありそうです。

 

続いては薫子。

模様を採集していますが、そのトリミングのやり方にバリエーションを生んできました。

模様を発見するまでのプロセスが面白そうです。

 

最後は、電車です。

穴の定義をしっかり言語化してきました。

分類をすることが目的化しないように、なぜ分類しているのかは常に考えられると良いですね。

セヴェラルネス第4章を輪読しました。

先行形態の事例のひとつではないかということで、はるきは電車の座席の埋まり方をあげていました。

最後は、小さな庭の設計です。

なぜその形を与えたのかというところはよく考える必要があります。

無意味にぐにゃぐにゃにする必要はありません。

 

(じゃんぼ)