秋学期第8回研究会記録〜ORF振り返り・五輪アーカイブ〜

11月も本日で最終日となり、急に寒くなってきました。季節の変わり目に風邪をひかないように気をつけましょう。

石川研はORFが終わりほとんどのメンバーがひと段落しました。というのも、ほとんどというのは五輪アーカイブのプロジェクトメンバーは迫る今週の土曜日の発表会に向けて新たなラストスパートをかけ始めたからです。

今回の研究会ではORFを振り返り、来年に向けての課題や反省点を話し合った後に、五輪アーカイブの成果品を見ながら最後の詰めでどういったことができるかフィードバックをし合いました。

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コンテンツは当初予定していたものよりも大幅に増えたにも関わらず、どれもクオリティーが高く、自分もプロジェクトに関わりたかったなあ、とおもわず後悔しました。

完成品を早く見たい気持ちでいっぱいです!五輪アーカイブはメンバーは体調を崩さないようにこの一週間頑張って欲しいですね!
(担当:ニコラス)

2015年ORF

石川研として初めての、2日間のSFC Open Research Forum 2015展示が盛況のうちに終了しました。

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展示に足を運んで下さった多くの皆様、示唆に富むコメントや学生たちへの励ましを下さったみなさま、ありがとうございました。

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いろいろと手応えを感じた一方、SFCにおける私たちの位置づけや、これから目指すことについても考える材料を沢山頂いた二日間でした。

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何よりも、凄い労力と時間を注いでくれた研究室の学生たちに心から感謝。
きわめて面白い作品の集まった密度の高い展示になりました。

秋学期第7回研究会記録〜ORF準備〜

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11月20日、21日は六本木ヒルズにて開催されるORFに向けて、石川先生の指導を受けながらコンテンツの作成作業が続いています。
当日はブースにて12枚の研究パネルをご用意しています。
また、sfcのポップアップカードもお配りする予定です。
つねに研究会メンバーがおりますので、ご興味のある方はぜひ気軽にお立ち寄りください。

(担当:貫洞)

秋学期第6回研究会記録〜ORF進捗報告・五輪アーカイブ〜

第6回石川研究会

<ORF進捗報告>

各プロジェクトが残りの時間の少ない中、作業を進めております。15日図版の提出を目指しており、みんなの顔から焦りが見え始めました。

<五輪アーカイブ>

五輪アーカイブではプロジェクトメンバーが東京の各地を周り、1964の東京オリンピックを経験した年配の方々へのインタビューを行いました。当時の人たちはオリンピック開催時には自分たちの商売を行うのに精一杯で当のオリンピックには実際に行かなかった人がほとんどだったという意外なことがわかりました。このことから最終アウトプットに込めるメッセージ性の意向に少し変化が生まれ、更におもしろい作品が出来上がりそうです。

また首都大学東京から渡邊先生がいらっしゃり、五輪アーカイブSFC班の現状に対するフィードバックをしていただきました。他のチームにはないおもしろい切り口でプロジェクトが進んでいるとお褒めのお言葉をいただきました。最後には首都大と宮城大の合同チームのプレゼンを見せていただいて、SFCチームには大きな刺激となりました。

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(担当:ニコラス)

 

 

 

秋学期第5回研究会記録〜五輪アーカイブ・ランドウォーク報告会〜

ORFまであと18日となりました。ORFに残された時間がすくないなか、五輪アーカイブも盛り上がり始めて大忙しの石川研究会です。今回はORF進捗報告、五輪アーカイブの進捗報告と国分寺崖線ランドウォーク報告会を行いました。

◆ORF

石川研究会では主に三つのプロジェクトを軸にORFに向けて準備を進めております。コンテンツも充実し始め、興味深い作品が集まってきたので、是非ORFにいらっしゃった際には石川研ブースにお越しください。

 

◆五輪アーカイブ進捗

首都大、宮城大と共同で取り組む「五輪アーカイブ1964-2020」sfc班の進捗報告が行われました。
”「50 年前と今は地続きである」ことを考える”をテーマに、当時の写真と現代に起こっている/起こりうることを身近に結びつけるメディアのデザインについて、持ち寄った案をもとに議論しました。
前回から案を少し絞り、この3つのプロジェクトを主軸に作業が進んでいます。

・今の日常と64年の熱狂をチェキとして重ねる
・五輪”偽アーカイブ”
・お弁当を想像する

◆国分寺崖線ランドウォーク報告会

眞下阿香里:国分寺崖線と水の歪み

国分寺崖線における湧水マップを作成した。崖と湧き水が起きている箇所を地図上に描くと崖に沿って水が湧いていることがわかった。崖線、野川、湧き水が一つのセットとなっていて崖の近くに暮らすことで水の恵みを得ることができることが昔からわかっており、この三つの地形的な要素が集まる場所は人が集まっていることがわかった。

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小林渚:住宅地と公園付近の斜面林

2~3万年前は多摩川が現在の野川の位置にあって多摩川が崖線を侵食し、それに伴い野川ができている。住宅地は勾配の激しい崖の上に、高度な土木技術を用いて建てている。 斜面林付近の公園は斜面林を緑の背景として公園が形成されている。nagisa

 

相原愛:湧き水と神社

湧き水の近くに神社が多いことがわかった。神社は古来から自然崇拝と水源管理という自然資源管理の役割も果たしており、水源の近くに神社を建て、神様のものとすることで、民間人による水源の独占を防いでいた。

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平野洋祐:お鷹の道

江戸時代に市内の村々は尾張徳川家の御鷹場に指定されていたことから『お鷹の道』 と名づけられ、1985 年に全国名水百選に選ばれている。武蔵台地の代表的な景観の場所である。水源近くは清く、透き通っていたがひとたび街に入ったら濁り始めてしまう。厳密に言うとお鷹の道から野川と合流し、野川は街に入ると公園型の都市河川として、下水の役割を担う。そのため、上流と下流ではそもそもの役割が違うために水質が激変している。

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白川乃画:野川公園

野川はたくさんの湧き水が集まってできる。野川は住宅地に近づいていくにつれて、人との距離が離れる。仕切りがあり、川の存在が気付きにくい。しかし更に下流に進んでいくと、野川公園があり、再び人と水の距離が縮まる。上流付近では水が綺麗なことに対して、住宅地付近では排水が流れ込むため水が汚くなるなど、野川の周囲の土地利用によって、川の印象が変わってくることがわかった。noe

稲田玲奈:川の変化

公園、住宅地、湧水付近など場所によって野川の扱われ方がまったく違い様子が変わり、川が流れている土地が川に大きな影響を与えている。場所によっては5mほどの川幅の場所にコンクリートの梁を連ねて、阻害させているような場所もある。これと人間と川の距離が近い公園に対比が見える。

貫洞聖彦:崖にある住宅街(崖住)

家一つずつの生活単位を崖で作ろう等すると、家の単位分平地をつくる必要があるため、巨人の階段のようになる。平地は屋内の続きであり、平地が途切れるところから、屋外になることが多い。斜面は開発しにくいので崖では既存の緑が残りやすいことがわかった。現代の建築は斜面を平地にしないとまず始まらず、崖の住宅地におけるRCの壁は境界を表している。

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伊藤渚生:立川段丘と武蔵野

立川丘陵と武蔵野台地には間だけではなく、川に対しても多くの階段が存在している。地形のつなぎ目に存在しているこの階段は,人の歩行媒介として様々なものをつなげていた。丘陵と台地のレベル差はとても大きく,台地のマンション 3 階が丘陵のグランドレベルになっている。宅地開発においては,とても労力がいる作業であるため、次頁に示したように壁の構造に違いが出てくることがわかる。

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今回は最後にサプライズで先生の誕生会をしました!
先生誕生日おめでとうございます!

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(担当:ニコラス)

 

秋学期第4回研究会記録〜ランドウォーク報告・五輪アーカイブ〜

肌寒い空気を温める、満天の秋晴れのもと、秋学期第4回目の石川研が開催されました。
学生の議論が中心のメニューをこなすため、今回はプロジェクターを密に囲むスタイルで研究会を行いました。

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○ ORF準備

11/21,22に開催される、ORFの展示を作成している、「ポップアップ製作班」・「ログ分析班」・「マップ作成班」により進捗報告が行われました。
石川研究会からは、豊富な行動ログデータや、個々人の身体感覚をもとに、身近な環境を巨視的・微視的な様々な視点から批評性やユーモアをもって見つめ直す展示を用意しています。

○ 石川研ランドウォークノート

石川研で行われるLWの記録ノートは、は石川研のアーカイブに保存されるほか、各展示会で折に触れて発表されます。

○港北ニュータウンランドウォーク報告会

先日行われた、筑波大との合同FWおよびピクニックで得た知見の報告会が行われました。
以下のような議論が学生と先生の間で行われまいした。

B2 西本「公園管理手法がつくり出す景観」
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要旨:多摩ニュータウンでは、グリーンマトリクスという”たくさんの緑地をつなげた環状の軸”が計画に組み込まれているが、その一つ一つは「道のような公園」と「斜面の共同管理林」によって成り立っている。斜面の共同管理林は計画時の区画整理事業によって様々な地権者によって所有されており、その豊かな景観が保たれている。

B2 稲田「民有地と緑道を合わせた空間構造と景観」
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要旨:グリーンマトリクスという合計15kmにおよぶ緑道を含む”全体計画”と、非直線的な路地やそれに並走する小川など人間的なスケールの緑地が上手に溶け合って、心地よい空間を生み出している。

B2 望月「住宅地と歩行者ネットワークのレイアウト」
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要旨:港北ニュータウン内の”車止め”や”歩車分離システム”によって計画された「車の出入りがなく、かつ人間は外に出やすい」構造と、車の通行を制限し人間の回遊を促す”ショッピングモール”はともに「人間の交通を優先したデザイン」として共通点を多く持っているのではないか。

先生からの宿題:モールの歴史を調べてみよう。キーワード「歩行空間」「並木道のモールから都市のモールへ(ニコレットモール/ローレンス・ハルプリン/ノーテーション)」「ショッピングモール(伊勢佐木町モール)」

B3 吉田「歩行者と車両の分離のデザイン」
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要旨:青線の幹線道路は通過交通、各街へのバイパスとしての道路。赤線の歩行者専用道路は駅まで車と出会わずに出られるように設計されている。緑線の住宅地内道路は一方通行で、周囲の幹線道路からの通り抜け目的での通行はできないようになっている。つまり、住民用の車道網は幹線道路から枝分かれしており、通過交通としてのクルマと歩行者、住民用の動線のそれぞれが分離されている。

先生からの宿題:住宅地の「歩車分離」には模索の歴史がある。「ラドバーン」について、その思想や後世の評価も含めて調べてみよう。

B3 ニコラス「外部環境におけるパーソナルスケールのデザイン」
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要旨:歩車分離の徹底が「歩道が車道の下にある」「車道の上に歩行者用の橋が渡っている」「線路の下に歩道が通っている」「中心に歩道があり、それを避けるように車道が設計されている」という4つのパターンによって設計されている。

B3 相原「地形利用の計画思想の違い」
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要旨:フィールドワークで訪れた2つのニュータウンには、”地形を克服しようとした多摩ニュータウン”と、”地形に寄り添おうとした港北ニュータウン”という大きな違いがあるのではないか。

B3 小林「港北ニュータウンの公共の場における水のデザイン」
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要旨:多摩は住宅地の”合間の緑”が多かったが、港北は緑を中心に据え置き、更にその中に水を注いで自然景観を再現している。
水を貯めている(水が湧く土台の)「土丹層」の高さを考慮に入れてせせらぎを流す地形改良計画を行うなど、人の動線に近い場所に水を流すために、地質を考慮して水の動線が決定されている。

M1 伊藤「緑地の里山的管理~竹林管理と生態系保全~」
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要旨:かつて人々の生活の場であった里山に対しては、継続して薪炭を取るための適度な伐採と、肥料を得るためのこまめな落ち葉の清掃が行われていた。人の手が加わることで樹林の遷移が止まっていたが、化石燃料と化学肥料の普及でその役割を終えた。その後里山は「景観」として再発見・再評価され、その機能ではなく、見通せるほどまばらな樹木の立ち並ぶ樹林の景観を”意図的に作るもの”となった。

B4 古谷「計画思想の違いによる住宅地景観について」
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要旨:地権者から土地を集めることを助ける”新住法”を用いて計画された多摩ニュータウンの一部は、ある区域の中で統一的な住宅景観がみられる。地権者から土地をつのり、再区分して権利を株式のように一部を共同管理する”土地区画整理事業”として管理された港北ニュータウンは住宅景観にある程度のゆれがみられる。

B4 加藤「舗装のテクスチャーと土地利用」
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要旨:基本は「派手に主張はしない細かなデザイン」。随所に遊び心や、手作り感がみられる。
効果的に用いられているレンガは、たとえばコンクリートに比べ一つ一つの単位が人の身体スケールに即していて、構築の工程が容易に想像できる。

先生からの宿題:「弱い技術」ということについて調べてみよう(中谷礼仁「セヴェラルネス」)。

○五輪アーカイブ進捗報告

首都大、宮城大と共同で取り組む「五輪アーカイブ1964-2020」sfc班の進捗報告が行われました。
”「50 年前と今は地続きである」ことを考える”をテーマに、当時の写真と現代に起こっている/起こりうることを身近に結びつけるメディアのデザインについて、持ち寄った案をもとに議論しました。
次のような案が石川研究会からは提案される予定です。

・今の日常と64年の熱狂をチェキとして重ねる
・撮影者の背中の風景を映す
・64 年と現代をつなげるモザイクアート展示
・五輪”偽アーカイブ”
・お弁当を想像する

具体的な成果物での検討がこれから進んでいきます。
ポートフォリオの1ページ目に挟める作品にしたいですね。

(担当:貫洞)

秋学期第三回研究会記録〜プロジェクト報告会〜

夏の残り香を感じさせる秋晴れの中、第三回研究会が開催されました。
2週間ぶりの研究会にて、各プロジェクトの進捗報告と話し合いを行いました。

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1.千年村プロジェクト報告

先学期から石川研の学生が調査に参加している、
早稲田大の中谷研究室、千葉大の木下研究室、都市大の福島研究室、その他ものつくり大学の土居先生はじめ多くの参加者によって行われている共同研究
千年村プロジェクト」についての報告を行いました。

平安時代の辞書文献「和名類聚抄」にみられる地名のうち、現在においても残っている、1000年続いているとみられる集落に関して、建築のシステム、土地利用、社会構造、周囲の環境などの観点から考察を行い、持続的な都市生活において応用可能な知見を抽出するとともに、都市からの視点で現地に存在する「資源」の発見や、さらなる村の繁栄を後押しする「千年村同士のつながりの構築」をめざすプロジェクトです。

2.ORF進捗報告

ORF会場の展示についての検討を、先生と生徒によるスタディをもとに行いました。
ORFでの石川研のユニフォームとなるTシャツのデザイン案について、
担当メンバーが持ってきた2案を叩き台に検討を行いました。

3.land walkプロジェクト@ニュータウン

先週末行われた港北ニュータウンでのFWの臨時報告が行われました。
緑地を帯のように接続して、生活環境の向上と生態系の保持をめざす「グリーン・マトリックス」の考え方や、
ニュータウン計画において最初期において、すでに住んでいる住民と行われる土地確保の手続き「申し出換地」などの重要な概念についてのレクチャーののち、各自の報告担当箇所を確認しました。

石川先生からは、多摩 NTと港北 NTの作られ方の違いについて、デザインの及ぶ領域という観点からレクチャーののち、
ニュータウンを考える上で重要な、区画整理事業、新住法というキーワードについて共有が行われました。

今後の活動計画としては、12/6の千葉ニュータウンでのFWや、丸の内でのFWが予定されています。

4.五輪アーカイブ報告

首都大・宮城大との共同プロジェクト「五輪アーカイブ」の進め方や、sfc班の進捗について共有が行われました。

5.ワークショップ開催

石川研としてワークショップの開催を予定している「洋光台団地」についてのレクチャーや、
すでに開催が決定されている「川崎市民ワークショップ」についての説明が行われました。

6.関西ランドスケープ展

関西での石川研のパネル展示についての進め方を簡単に話し合いました。

石川研では他にもデザイン系のプロジェクトが始まる予定です。
いまは実践に移る前に、しっかりと日頃の成果品を磨き、基礎を固めていく時間ですね。

(担当:貫洞)

秋学期第二回研究会記録 〜五輪アーカイブ事始め〜

秋も深まった10月5日。
雲ひとつない晴天のもと、今週も元気にドコモハウスにて石川研究会が開催されました。

今季第二回目は、多摩ニュータウンフィールドワークの報告と、
さくらマッピング、ヒロシマアーカイブなどで知られるデジタルマッピング界の雄、首都大の渡邉英徳先生にレクチャーをいただきました。

多摩ニュータウン報告会

週末行われた、多摩ニュータウンでの定例フィールドワークの成果を報告し合いました。

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*フィールドワークの様子

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多摩ニュータウンを語る上で次のようなキーワードが出ました。
・B2 稲田
奈良原公園の風景

・B3 平野
南大沢周辺の違和感

・M1 伊藤
尾根幹線の濃い植栽の、住宅地内に騒音を入れない機能

・B2 石山
タウンハウス鶴巻と南大沢の違い

・B3 白川
住宅地の生垣、緑被率と緑視率の関係

・M1 有賀
残った緑・作った緑・生えちゃった緑

・B3 小林
農村地帯の風景

・B3 相原
地形と遊び場・駐車場との関係

定期的に行われるフィールドワークをまとめた成果品は、
何かの機会にお披露目される予定です。

首都大 渡邉先生からのレクチャー

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後半は、デジタル地図における表現の可能性について、首都大の渡邉先生にレクチャーをいただきました。
俯瞰する、見下ろす”上から目線”になりがちなデジタル地図に、”人の営み”を表現することをテーマに、
さくらの開花した写真を開花全線にマッピングした「さくらマッピング」や、広島の広域地図に被爆証言をマッピングした「ヒロシマアーカイブ」など、
さまざまなプロジェクトについてご紹介いただきました。

とくに、これらの証言を含めた、さまざまな人、団体によって別々に集められた証言・写真などを一つの地図に載せることによって、
多層的な記憶を表現する”多元的デジタルアーカイブス”ができるというマッピング手法の可能性について語っていただきました。

ヒロシマアーカイブ」では、マッピングする証言を集めるにあたって、地元の高校生に参加をしてもらい、
証言者へのインタビューからマッピング、後日の成果報告までなどプロセスの大部分を任せることで、
質の高いアーカイブをつくることにとどまらず、世代を超えた、記憶の呼び起こし・共有体験を引き起こすことができたそうです。

石川研究会もこのたび、渡邉先生の研究室のアーカイブプロジェクトのひとつである「五輪アーカイブ」に参加させていただくことになりました。

成果品が楽しみですね。

(担当:貫洞)

秋学期第一回研究会記録

2015年秋学期の第一回研究会が開講されました。
前学期からのメンバー8名に加え新たに、9名の新メンバーを迎え、
自らの分野や興味について紹介し合いました。

○自己紹介(テーマ:夏休みを表現するダイアグラム)
M1 有賀
「夏の野外活動でのいきものたち」
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夏休みに生態調査を行った地域で出会った生き物を一覧にしたダイアグラム。

B2ニコラス
「ハノイ散歩」
日にちごとの歩行距離と、使用金額の相関について。
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B3小林
「わたしの軌跡」
コンゴ民主共和国での経験を端的に絵でまとめた。軌跡を体の中に取り込み、消化している絵。
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B3西本
「スケッチ」
江ノ島、ドコモハウス、赤レンガ倉庫のスケッチ。
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B3平本
「夏休みのとある1日」
テンションと夏休みの行動の関係について表現している。
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B3平野
「20150901-1.Heiya」
9月1日の行動に現れる、自分の成分について表現した。
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B3ましも
「山水画で描く自分の地元」
祖父に自分の地元の歴史を聞いたり、文献を読みながら、山水画を描いた。
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B2 しえる
「my 食 log」
駅から何分歩いたかをmappingすることで、自分がどれだけ食に対して、熱意があるかを可視化した。
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B2 稲田
「夏休みいった場所diagram」
夏に訪れた場所について、配置図やスケッチを考察とともに書き残した。
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B2 石山
「夏休み in インドネシア」
インドネシアでの経験を手書きで表現した。
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B3 白川
「20 moves on Odakyu line」
新宿〜湘南台までの往復の時間をどの映画を見ることに費やしたかを図表化した。
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B3 相原
「NYでみたランドスケープでのお気に入り」
自らの旅をスケッチで書き残した。
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B3 吉田
「夏休み感覚世界地図」
印象の大小をそのまま絵に表した。
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B3 貫洞
「生活県ダイアグラム」
毎日どこの県で寝て、日中どこの県で生活したかをそのまま表した。
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B4 古谷
「2015夏休みの記録~Danceが僕をつなげてくれた人たち」
ダンスをきっかけに出会う人と、その出会い方についてダイアグラムにした。
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B4 加藤
「悶々とした夏」
行く末の見えない航海のような生活を絵に表した。
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M1 伊藤
「院生の夏休み」
鎌倉の浸水域から逃げる道を地図にプロットした。
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○ORFについての話し合い

今年度の11月20日/21日にミッドタウンで開催される、sfcの研究成果を発表するフォーラム、”Open Research Forum2015”に石川研も参加します。

sfcの形、キャンパス体験を様々な視点から見つめ直す展示を用意するため、後半の時間を使って話し合いを行いました。
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○懇親会

メンバーの結束を深めるために、懇親会を実施しました。
手作りの料理を全員で囲み、秋学期の活動について期待を語り合いました。
今季もがんばりましょう。

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(担当:貫洞)

研究会(秋学期第1回)

2015年度秋学期、第1回の研究会が開催されました。

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メンバーは17名、春学期の二倍の人数になりました。

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プロジェクトや研究活動も増え、気持ちあらたに秋学期をスタートしました。忙しい季節になりそうです。頑張りましょう。