2020年度 春学期研究会第9回(2020.06.29)

こんにちは!
第9回目になった今回の研究会もZOOMで行われました。

今週のメニューはこちら↓

  1. 新規生発表 vol.4 ①
  2. 本紹介
  3. 新規生発表 vol.4 ②
  4. はじめさんタイム

今回は聴講の方も参加してくださいました。

では、一つひとつ詳しくみていきましょう!

1.新規生発表 vol.4 ①

前回のブログにも説明がありましたが、今学期の新規生課題は『家の中徹底鑑賞ガイド』です。
この課題では自分の家の中をこれまでになかった新しい切り口から記述し、見方を再発見できるようなビジュアルガイドブックを作成します。

・なる
<積み重なったものガイド>
なるは家の中にある積みあげられたものがテーマです。
今回は、家の中のいろいろなものを観察して見つけた積み上げられたものを4象限のマトリクスにしてまとめていました。

・かこまる
<小言ガイド>
かこまるは家で生まれる家族の小言がテーマです。
言われた時は小言だと思っても時間が経つとそれは注意だったと気づくことが多いと話していました。コゴター、イワレターといった新しい単語が生まれていたのが印象的でした。

・ありさ
<洗濯物ガイド>
ありさは家の中にある洗濯物がテーマです。
「洗濯物化」とは何かを考え、今回は「ヤドカリの脱皮」だと定義していました。衣服は洗えば洗うほどグレードアップするのではないか、ではなぜ服は最後捨てられてしまうのだろうか…という議論が生まれました。

2. 本紹介
前回の研究会で時間不足だったために見送られた本紹介が今回行われました!

・けいごさん
『地図と鉄道』今尾恵介/著
けいごさんが調布プロジェクトの中で出会った1冊だそうで、雑学や歴史などを交えながら駅・鉄道の変遷を辿る本だと紹介がありました。
鉄道オタクでなくても読みやすい本ということで、とても気になりました!

・みくし
『センスとは知識から始まる』水野学/著
「センスは生まれつきの才能ではなく、誰の中にも備わっている。知識を蓄えることによって、誰でもセンスを磨くことができる。」とこの本には書いてあり、これからもセンスを磨くために本を読んだり勉強をして知識を蓄えたいという理由で今回紹介しました。

『東京百景』又吉直樹/著
この本は短編エッセイになっていて、著者の又吉さんが見た東京の100の景色について書かれています。自分が見ていた東京とはまた違う視点から東京を見る。なんだか不思議な感覚に陥る1冊です。

次週の発表からは条件付きでの本紹介になりました!早速次回の条件は「漫画」です。一体どんな漫画が紹介されるのか、とても楽しみです!

3. 新規生発表 vol.4 ②

・いりん
<電線ガイド>
いりんは電線がテーマです。
いりんは電線を「風景の補助線」として見ています。今回は5つの指標を用意して、それに沿った電線の見方を紹介していました。いりんの言う電線の萌えポイントはどこにあるのか、既存の言葉では表せないのではないかという講評を得ました。

・みな
<紙袋ガイド>
みなは家の中に残してある紙袋がテーマです。
みなは自分が紙袋を「かくまっている」と言う表現の方がしっくりくると言っていました。紙袋との出会いは「一期一会」だから、意図しないお別れをした紙袋についての心残りが生まれてしまうのではないか?と言う議論が生まれました。

4. はじめさんタイム
今回は2020春学期から始まった宇治プロジェクト「UjImage」についてでした。

今学期は宇治に現地調査に行くことができない上、プロジェクトに参加している多くの学生が「宇治に行ったことがない」ということから、その特徴を生かしたそれぞれが想像する「宇治っぽい○○」についての紹介がありました。

・あんじぇろ:家の近くで「宇治」を見つける
・たつきさん:「宇治」の色をストリートビューで見回って探す色調査
・なのさん:抹茶の商品写真から「宇治っぽい」を収集した
・ひかるさん:宇治っぽい「#」を探す
・りりまる:各国から「宇治」をみてみる
・かんたさん:既存のカメラロールから「宇治」を探す
・ゆりさん:各地の「表参道」をリサーチしてどう変換したら「宇治」になるか
・なる:「宇治茶」の旗を各地においてみる

学生が行ったことのない宇治に対して一方的に抱いているイメージは、多くの場合、観光客が宇治に期待しているイメージなのではないかという話がありました(宇治の場合は、抹茶や緑色と言ったキーワード)。最後にはじめさんから「観光地はある程度観光客の期待に沿わなくてはならない。宇治も期待されている宇治像を演じているのかもしれない。」という話があり、「宇治像を演じている」という言葉がとても印象的でした。

本日は以上になります。
夏への季節の変わり目ですが、みなさん体調には気をつけてお過ごしください。
ではまた来週!