2019年度 秋学期研究会第2回

小出川のヒガンバナ
小出川のヒガンバナ

長月も終盤になり、過ごしやすい陽気になってきました。
研究室近くの小出川のヒガンバナやコスモスが見頃を迎え、「秋」という単語が身に沁みる第2回研究会。

係・プロジェクトメンバーの決定

石川初研では、研究会を心地よく維持していくために、「係」を設けている。
また多くのプロジェクトを走らせており、そのメンバーの確定を行った。


グループワークメンバーの決定

今学期のグループワークのテーマは「お土産」
2月に行う研究会展示会に向け準備を進めていく予定だ。
今回は各々のスキルに合わせてグループを分け、そのグループごとに「お土産」について話し合った。。以下話し合った内容。

グループ1(グループ名未定)
お土産とは「受け取る人の日常の外のシーンに思いを馳せられるもの」
キーワードは「シーン」
シーンとは場所や時間の流れを含んでいる言葉。
お土産を見ると場所がわかる。
渡す人が行った先でどういうことをしたかも想像できる。

グループ2「見返り」
1.お土産を渡すということは、何かしらの見返りを求めて行う行為
2.あげる人が渡す人にあげることで、生きて来たことに対してのピン留をしているのではないか。人生のマッピング行為。
初さん「「贈与」というキーワードで調べて見るといい。」

グループ3(グループ名未定)
お土産をあげるという行為に注目した
1.安くて多いものを買っていくというシステムが炊き出しに似ている。見返りを求めないパターン。振る舞うということ。
2.受注お土産。いわば「買い出し」。(タイでナンプラーとか)これはお土産に入るのだろうか?
3.マーキング。その土地に自分が行って来たことを人に知らせる

グループ4(グループ名未定)
「ある場所から帰ることがものをお土産にさせる。」
手土産とお土産の違いに注目した。

・手土産は行く
・お土産は帰る(帰って来た報告)

お土産性は時間・距離・環境によって増幅したりする。
今後はお土産に注目して行く。

初さん「手土産に注目しても面白い。可能性を感じる」
あやさん「お土産がどこまでブレた時までお土産で居られるかに注目したい」
初さん「今はお土産と手土産を暫定的に定義しているだけ。」
「いわゆるお土産を確かめるのもいいが、手土産の方にロマンを感じる」

課題の目的は以下の通り、
良いお土産をデザインすることよりも、お土産の持つランドスケープ的なこと(場所や時間を象徴している)を考えることが大切。
自分のお土産感を揺さぶる。


稲田さんによる石積みおみやげばなし

院生の稲田さんは夏休み中、「モノの見方、身体化すること」に着目し、イタリア北部クレオヴァドッソラで石積みをして来たそう。

ー稲田さんが石を積む理由

それは、「モノを見る目を増やすため」と、「プラスチックのない風景への疑問(神山には溢れているプラスチックがここにはなぜないのか。)」だそうだ。そのような疑問を抱いた稲田さんは、associazion canovaという団体で行われているワークショップに参加した。

日本では斜面に対して平らなところを作ってそこに家を建てるが、イタリアでは石の家で土を支えているので斜面に直接建てる。
振り返ると石積みは畑を土に、石を家にする土地整理だった。

稲田さんは、石積みを身体化するために毎日作業を言語化して日記を書いた。
この石積みの作業を通して、「地道にやれば終わる風景」を発見した。


丸の内ランドウォークの振り返り

9月19日に実施した丸の内ランドウォークの振り返りを行った。


卒プロ進捗発表

今回の発表はとものさん。
「残されて、居るもの」をテーマに、街中にある飲食された後の残骸を集めている。
残骸写真を分析し、面・壁・屋根・ピッタリ・集合などに分けたり、写真ごとに「場所の状況」と「経緯の推測」を行ったそうだ。