2019年度 秋学期研究会第4回

2019年度秋学期、第4回の研究会が行われました。


 

●第1回お土産発表(2班/4班)

・2班(名前未定)

おみやげを渡すことによって渡す側が思い出をピン留めしている行為だと考察をしました。

今までにもらったお土産を集めたり、グループ内で贈与をし合って感情をまとめるなど、様々な実践を通しておみやげについて考えています。

 

・4班「Frog」

「お土産とは土地性のある手土産である。」というキーワードを元に、土地性とは何かについて考えてきました。

 

土地性は

販売者→購入者→もらう人

という経緯を経て付与されるものだとしています。

 

また、普段おみやげと感じないものに表記されている言語を外国語に変えるとお土産に見えるのか、などの実験を行いました。

 

●メインビジュアルについて

研究室メンバーで展示会のメインビジュアル案を持ち寄り、どの作品とどう組み合わせられるかなどの議論を行いました。

 

●プロジェクト進捗報告

・水沢

越後水沢駅前へ植栽に行ってきました。

駅周辺の調査を行い決定した植栽を、住人の皆さんと一緒に植えました。

今後は住民が持続的に維持できるような仕組みを作ることを意識しながら植栽を選んでいくそうです。

 

・イースト21

10月中旬に行った打ち合わせの内容について発表しました。


 

●はじめさんタイム

はじめさんがこの学校に着任して1年目に生活学会にて発表した「郊外ー戸建て住宅の庭空間における共同体の生成」を研究会メンバーへ向けてレクチャーしてくださいました。

近所の交流に庭が役割を果たしているのではないか?という仮説を、[各家庭のリビングからの視線][地域交流スコア]など様々な角度から検証した、おかしくも非常に興味深い研究内容となっていました。

2019年度 秋学期研究会第3回

2019年度秋学期、第3回の研究会が行われました。

談笑する石川研メンバー

Tシャツデザイン

ORFや展示会に向けて、石川研では毎年オリジナルTシャツを作っています。
今年の担当は、新規生のタカと太郎。どんなデザインになるのか楽しみです。

◎第1回おみやげ発表

秋学期のグループ課題は「おみやげ」です。
石川研が4つのグループに分かれて、おみやげについて考えます。
今回は、2つの班が発表しました。

チーム名:ツケコム
おみやげとは、受け取る人が日常の外のシーンに思いを馳せられるもの

・なぜ地域性とかけ離れているお土産が沢山あるのか(ex おこじょ)
・〇〇へのお土産について考えたい
→その土地にないもの

チーム名:(未定)
お土産とは、その土地に訪問した証として義務感を伴いつつ儀礼的に贈与するもの
・お土産になる過程
→お土産はその地域に人々が持つイメージの最大公約数である
・対象とする地域が広域であるほどお土産にしやすい

◎卒プロを知る会

4年生が取り組んでいる卒業プロジェクト。
テーマや夏休みにやったこと、今考えていることをそれぞれ話してくれました。

概要をここにまとめます。

はるこさん
無人販売について

ゆうたろうさん
風景のレイヤーとしての音楽

電車さん
特定の駅や路線に想起されるイメージは何から来るのか、言語化

ゲンさん
うっかり写真に潜む美

こてさん
幼い頃に亡くなった母親について考える

かとりなさん
「都市の中に「逃げ場」はあるのか」がテーマ。今まで学んだこと横断しながら石川研初の卒業設計を行う。

ギャンさん
身体から見える風景を軸に、身体表現作品を制作。

とものさん
「残されて、居る、もの」がテーマ。街中にある飲食された後の残骸を収集。

LW振り返り

定期的に街へ繰り出して、あるお題を元にその街について考えます。

ランドウォークin丸の内

今回の場所は、丸の内。
丸の内がまとっているフォーマル要素は何か、ということを皆で議論しました。

・・・・・

年度末に向けて、本格的にプロジェクトが動き始めました。
楽しく頑張りましょう。

2019年度 秋学期研究会第2回

小出川のヒガンバナ
小出川のヒガンバナ

長月も終盤になり、過ごしやすい陽気になってきました。
研究室近くの小出川のヒガンバナやコスモスが見頃を迎え、「秋」という単語が身に沁みる第2回研究会。

係・プロジェクトメンバーの決定

石川初研では、研究会を心地よく維持していくために、「係」を設けている。
また多くのプロジェクトを走らせており、そのメンバーの確定を行った。


グループワークメンバーの決定

今学期のグループワークのテーマは「お土産」
2月に行う研究会展示会に向け準備を進めていく予定だ。
今回は各々のスキルに合わせてグループを分け、そのグループごとに「お土産」について話し合った。。以下話し合った内容。

グループ1(グループ名未定)
お土産とは「受け取る人の日常の外のシーンに思いを馳せられるもの」
キーワードは「シーン」
シーンとは場所や時間の流れを含んでいる言葉。
お土産を見ると場所がわかる。
渡す人が行った先でどういうことをしたかも想像できる。

グループ2「見返り」
1.お土産を渡すということは、何かしらの見返りを求めて行う行為
2.あげる人が渡す人にあげることで、生きて来たことに対してのピン留をしているのではないか。人生のマッピング行為。
初さん「「贈与」というキーワードで調べて見るといい。」

グループ3(グループ名未定)
お土産をあげるという行為に注目した
1.安くて多いものを買っていくというシステムが炊き出しに似ている。見返りを求めないパターン。振る舞うということ。
2.受注お土産。いわば「買い出し」。(タイでナンプラーとか)これはお土産に入るのだろうか?
3.マーキング。その土地に自分が行って来たことを人に知らせる

グループ4(グループ名未定)
「ある場所から帰ることがものをお土産にさせる。」
手土産とお土産の違いに注目した。

・手土産は行く
・お土産は帰る(帰って来た報告)

お土産性は時間・距離・環境によって増幅したりする。
今後はお土産に注目して行く。

初さん「手土産に注目しても面白い。可能性を感じる」
あやさん「お土産がどこまでブレた時までお土産で居られるかに注目したい」
初さん「今はお土産と手土産を暫定的に定義しているだけ。」
「いわゆるお土産を確かめるのもいいが、手土産の方にロマンを感じる」

課題の目的は以下の通り、
良いお土産をデザインすることよりも、お土産の持つランドスケープ的なこと(場所や時間を象徴している)を考えることが大切。
自分のお土産感を揺さぶる。


稲田さんによる石積みおみやげばなし

院生の稲田さんは夏休み中、「モノの見方、身体化すること」に着目し、イタリア北部クレオヴァドッソラで石積みをして来たそう。

ー稲田さんが石を積む理由

それは、「モノを見る目を増やすため」と、「プラスチックのない風景への疑問(神山には溢れているプラスチックがここにはなぜないのか。)」だそうだ。そのような疑問を抱いた稲田さんは、associazion canovaという団体で行われているワークショップに参加した。

日本では斜面に対して平らなところを作ってそこに家を建てるが、イタリアでは石の家で土を支えているので斜面に直接建てる。
振り返ると石積みは畑を土に、石を家にする土地整理だった。

稲田さんは、石積みを身体化するために毎日作業を言語化して日記を書いた。
この石積みの作業を通して、「地道にやれば終わる風景」を発見した。


丸の内ランドウォークの振り返り

9月19日に実施した丸の内ランドウォークの振り返りを行った。


卒プロ進捗発表

今回の発表はとものさん。
「残されて、居るもの」をテーマに、街中にある飲食された後の残骸を集めている。
残骸写真を分析し、面・壁・屋根・ピッタリ・集合などに分けたり、写真ごとに「場所の状況」と「経緯の推測」を行ったそうだ。