【お知らせ】神山調査研究プロジェクトの展示会を行います。

お知らせです。

石川初研究室が徳島県神山町で3年間行ってきた調査の振り返り展示会「神山ひとまわり」を8/18(日)から25(日)までの間、神山町バレー・サテライトオフィス・コンプレックスにて行います。

徳島県神山町での開催となりますが、ぜひお越しください!

詳細は下記をご覧ください。

8月18日(日)から25日(日)まで、徳島県神山町で慶應SFC石川初研究室の神山調査研究プロジェクトのふりかえり展示会「神山ひとまわり」を行ないます。会場は神山町バレー・サテライトオフィス・コンプレックス。神山プロジェクト3年間の軌跡をまる…

石川 初さんの投稿 2019年6月27日木曜日

2019年度 春学期研究会第10回

2019年度 春学期第10回の研究会が行われました。

 

・新規生課題「SFCマップ」進捗報告

しん-「筋トレマップ」

実際に学校内での筋トレを行い、チンニング(ぶら下がる系)のトレーニングを行う環境が整っている・持ち上げられる重量の素材が多い、などの気づきを得たそうです。

 

ひかる-「停まる、通過する」

今まで通り、自分のログを様々な手段で撮り続けているのに加え、その時の感情も記録するように。停まる、という分類の細分化も行いました。フィードバックでは、[停まる]と[通過する]は分類できるものではなくグラデーションなのではないかという指摘もありました。

 

ゆり-「キャンパスと自分の服」

マンションのエレベーターにある全身鏡で毎日自分の服を記録しました。記録を続ける中で、渋谷に行く時の服と木曜日に学校に行く服装とがリンクしていることに気づいたそうです。そこから何かが見いだせそうです。

 

りな-「高さマップ」

自分の上下移動を縦軸に、経過時間を横軸に記載したダイアグラムを数種類作ってきました。フィードバックでは、どこで高さの基準を取っているか不透明、授業内と言っても1cmも上下していないわけではない、などの意見が上がりました。今後はヒールの高さなど、細部にまでこだわって考えて行くそうです。

 

なの-「SFCの色マップ」

SFC諭吉像付近のピンク色の花に注目してなのなりのイメージで名前づけを行いました。[通学途中のすずらんホワイト]など、個人的な思い出とリンクさせて名前をつけていました。今後は実際に当時通学途中に見ていたすずらんと比較するなどをすれば面白そうなどの意見が上がりました。

 

ひかり-「窓に映る自分」

窓とはなんなのか、どこからどこまでが窓なのか、という根本について考えてきました。今後はもう一度テーマに戻り、窓に映ることに対するイメージの分析を行うなどするそうです。

 

こぺる-「サインマップ」

引き続きキャンパス内のサイン事例収集を進めました。今後は残りのサイン事例収集を進めつつ、先行研究でキャンパス内のサインのあり方について書かれている論文を見つけたそうなので読み進めていくそう。

 

・セヴェラルネス輪読会

「セヴェラルネス・プラス(中谷礼仁著)」の第5章「自尊心の強い少年」についての理解を深めました。

都市では「更新」と「転用」が繰り返されて様々なものが保存されています。

メンテナンスのサイクルによって更新され続けて残っているのが更新、システム自体の変更と再定義が行われているのが転用。

転用の例として、イタリアにあるアンフィアトロ広場があげられました。ここは円型闘技場に始まり、要塞や住宅へと転用され、今では広場として使われているそうです。

それらに加え、この章では都市のツリー的構造やセラミティスなどについて述べられており、それらに対して研究室メンバーで意見を交わしました。

 

・田園調布ランドウォーク勉強会

田園調布というのは、イギリス18世紀に生まれた「田園都市構想」が日本で初めて実装された都市。

勉強会では俯瞰図を交えながら田園調布の持つ街の特徴について学びました。

 

さぁ今週末はランドウォークです。勉強会を通して得た視野を存分に発揮しましょう!

2019年度 春学期研究会第9回

2019年度 春学期第9回の研究会が行われました。

 

・新規生課題「SFCマップ」進捗発表

せいや-「地下マップ」

埼玉県春日部市にある地下神殿に行ってきたそうです。その地下神殿の上(地上)には公園があり、時折スケートボードで滑る音や野球の音などが聞こえてくるそうです。そこで得た経験をマップに落として行く作業が楽しみです。

 

けいご-「影マップ」

2m四方でキャンパスをグリッド表示し、影の濃さなどをプロットしました。最大6個の影が見られるそうです。今後はどのような影だと(影がいくつあると)自分がどのように感じるかなどを考え詰めていきます。

 

こうだい-「毎日マップ」

毎日マップを書き続けているこうだい。現在64日目。今までに書いた地図を比べてみるといくつかのフェーズに分かれていて、それぞれに特徴が見られたそうです。

 

・セヴェラルネス輪読会

「セヴェラルネス・プラス(中谷礼仁著)」の第4章「ピラネージ・都市の人間」についての理解を深めました。

“歩き回る人間は、計画されたヴィスタを感知しうると同時に、すぐさま視点を変え、ズレ始めたその構成要素の中から、まさに歩き回ることで計画者が生み出し得なかった新しいヴィスタを、大きなスケールからごく小さいスケールに至るまで獲得できるのである。都市とそれを体験する人間との間にはいくつもの焦点が断続的に継起し、存在する。”[都市の人間より引用]

 

この一節を読んで、ランドウォークで実際に土地を自分の足で歩いたり、他メンバーのランドウォークノートを読んで様々な視点を獲得する、石川初研究室の活動に少し似ていると感じました。

 

・卒プロ相談会

源-「現代における”侘び寂び的景観”を探る」

侘び寂びに代表される[インフォーマリティを愛でる]という文化が、新たな形をして現代の何気ない日常にも姿を現しているのではないか。そこで、現代の日本の街に存在するいわゆる「侘び寂び」的な景観を探し出し、分析をすることで現代における侘び寂びとして再定義することを目的としています。

 

ゆうたろう-「風景のレイヤーとしての音楽」

映画音楽は、効果音やBGMなど、レイヤー的に捉えることができる。遠景・中景・近景・触景に分割し、環境音楽を捉え直すことでランドスケープ的に音楽を分析することを目的としています。

2019年度 春学期研究会第8回

ついに梅雨入り。さて、今期第8回目の研究室のスタートです。


SFCマップのブラッシュアップ
毎度恒例、SFCマップの進捗状況の発表を行いました。

ひかり「窓はときどき「鏡」になる」
・自分の中にある地図のイメージからの脱却。地図に描かれている壁とは何か。自分が窓に映る姿から、考察してくれました。

りな「高さの上下マップ」
・キャンパス内での行動ログと高さ移動についてのマップ。現在、3Dプリンターを使った地図を作成中です。

コペル「サインマップ」
・SFC中のサインを収集中。前回の発表を経て、自分が気になっているサインやサインの痕跡にまつわる話をしてくれました。ゴミ箱に興味が出てきた様子。

なの「色マップ」
・次々と色の名前が登場しています。色と模様の間にある新しい概念が生まれてきたみたい。

ゆり「自分の被服ログ」
・会う人によって、行く場所によって、洋服の系統が変化している。服を着ることとは何か。もっと根源的な部分から衣服と自分の間にある関係について見つめていく。

メンバーそれぞれのテーマにまつわる地図への考察がだんだんと深まってきました。最終の成果物がとても楽しみです。

世界の風景(真)

バックパックを担いで旅したタイの思い出を語ってくれました。電車の優先席にまつわるエピソードが面白かった。(タイでは僧侶さんもお年寄りや妊婦さん同様に、優先席の対象なんだとか!)東南アジア独特の熱気は、旅への欲求をそそられるものでした。

各プロジェクトの進捗報告

すでに動き出しているプロジェクトについて、進捗状況の報告がありました。大宮LW、慶應幼稚舎復活の森プロジェクト、水沢。頑張りましょう!

セヴェラルネス輪読会
今回は、第3章~建築職人ウィトルウィルス~について。本当の意味での強い技術とは、弱い技術とは何だろうか。メンバーそれぞれの体験を交えて、活発な議論が行われました。

・・・

LWの次回開催場所は、田園調布に決定。ついに春学期も折り返しです。気を抜かず、愚直に丁寧に。。。

2019年度 春学期研究会第7回

SFCマップのブラッシュアップ
毎研究会で行っている新規生課題「SFCマップ」のブラッシュアップ。今回は5人が発表しました。

SFCマップのブラッシュアップ(5/27-1)
SFCマップのブラッシュアップ(5/27)

真「トレーニング場としてのキャンパス」
・前回の公表を踏まえ、キャンパス内の様々な場所を筋トレをする場所として見立てていました。「加重」、「自重」、「マシン」の3つに分け、筋トレの機械を写真に収めてきました。

ひかる「停まる、交差する」
前回は「停まる」とは何かについて考えていたひかる。ログを取るだけでなく、その場の感情もマップに落とし込みたいと話していた。

よう「地面への視線」
前回まで道のどこを歩いているのか考えていた、よう。今回は道にでる障壁から、SFCで座ったことのある場所を収集してきたそう。

けいご「影マップ」
影が取れる数を色の濃さと比例させてマップに出力したけいご。どこで切り分けているか分からないので、マス目状にして収集することをアドバイスとして受けていた。

孔大「毎日地図」
前回の発表から、言葉を書かずに描くことを始めたこうだい。今度は毎日地図に加えて「音」に着目することに。レコーダを持ち、それで音を収集し始めたという。

世界の風景「パリ」

日本と大きく異なるパリの街並みを説明している
日本と大きく異なるパリの街並み

毎週誰かが世界や日本各地の建築やランドスケープを紹介するコーナー。今回は昔に在住していたフランスのパリについて紹介してくれました。パリ市は20の行政区を持ち、そのそれぞれが魅せる表情が違うというのが特徴。りなが住んでいた地区を中心に、紹介してくれたパリならではの街並みやエクスペリエンスは、日本と大きな違いがあり非常に興味深いものでした。

セヴェラルネス読書会:第二章ペリカン島戦記

「セヴェラルネス・プラス(中谷礼仁著)」を読み、理解を深めるこの読書会。今回は第2章をかとりなさんのガイドにより読み進めた。第二章では「事物の歴史」についてを中心に、絵本「ちいさいおうち」や「ペリカン島(アルカトラズ島)と呼ばれるサンフランシスコの島において、1969年後半から起きたインディアンの占拠」についてなどを例に、事物の変化を主軸においたその歴史についての説明がなされた。

卒業プロジェクト相談会

卒プロ相談会-はるこさんが話している様子。
卒プロ相談会

はるこさん
「セキュリティのない無人販売はなぜ成立するのか。なぜ、農家の人は無人販売を続けるのか。」ということを種に「利益では測れない、ものが成立させているのではないか。」という仮説を立て、無人販売についての卒業プロジェクトを進めているはるこさん。「本当に明らかにしたいこととか、考えない方がいいんじゃないか。無人販売から何が出てくるかわかんないから、まず向き合ったほうがいい。」といったはじめさんのアドバイスを受けていました。

こてさん

母親を外部にどう位置付けるかをテーマに卒業プロジェクトを進めているこてさん。毎日、母親について動画、録音ノートなどでアウトプットしている。それに加え、親戚、同級生やお世話になった診療所の先生などともコンタクトをとっており、これから会う人もいるそう。