2018年度春学期 研究会第9回

春学期第9回の研究会が行われました。

 

・SFCマップ

-ゆきの

SFCマップに使うわたしいろを作る上で参考になりそうな文献を研究してきました。それらの文献を踏まえ、主観的・心理的・客観的・相対的・物理的な視点で色を見て、それらを織り交ぜた考察を進めていくそうです。

 

・現代版作庭記

今週も各グループが1章ずつを担当し現代版の口語訳を発表しました。それぞれ個性があり、より伝わりやすいような口語訳、意訳をしてくれました。先生からは、原文の伝えたいところを汲み取っていく必要があるので、口語訳を過信せずに原文と向き合う必要がある、などのフィードバックがありました。

 

・卒プロ発表

-あやさん

「大叔母の遺品整理」

大叔母の遺品を整理し、記憶する。生前に何を考えてどう生きてきたかなどを知り、これからの自分の人生の中に再配置するという研究。

世界の宗教は師匠の死を受け入れないことから始まっている。それらを乗り越える過程で神化していくという例も参考になるのではないか、などの意見が上がりました。

 

-薫子さん

「舞台空間におけるランドスケープ思想の実践」

日常における「舞(本当の自分を偽っている瞬間)」に関する研究。最終的なテーマはもっと絞っていくそうです。

自分を偽っている瞬間があるが、その形式によって救われていることもあるという事実も重要、約束事の芸術にも注目した方がいいなどの意見が上がりました。

 

-もえさん

「廃墟性とは」

俗に廃墟と呼ばれる場所が廃墟である所以、廃墟性とは何かを研究。近くにある廃墟へフィールドワークへ行ったり、様々な参考文献による廃墟の定義について調べました。

今参考にしている文献なども、著者による個人的な感想かもしれないので、客観的なマッピングをしながら研究を進めるといいなどのフィードバックがありました。

 

・エキスパート

-まいさん

高校三年生までプロを目指していたジャズについて発表してくれました。今でもジャズバーに行ってセッションなどをしているようです。コード進行について語ってくれた際には、まいさんの歌声も披露してくれました。

 

-じゅんぺいさん

じゅんぺいさんは司令塔のエキスパートだそうです。中学三年生までは野球のキャッチャーとして、高校から大学まではハンドボールの司令塔として広い視野を持ちゲームメイクに貢献していたそうです。最後には実際のボールの回し方を実演してくれました。

2018年度春学期 研究会第8回

春学期第8回の研究会が行われました。

  • 先生からのひとこと
    • 個人の植栽が集約することで現れるランドスケープの事例として、低予算でありながら、バランスの取れているワイルドガーデンについての話がありました。住人による環境のチューニングについて調査し紐解いていくことは今後のプロジェクトで大いに役立つでしょう。

  • SFCマップ
      • SFCでの音の地図の制作で、より多くの音に耳を傾け、プロトタイプとして音に付随するストーリーを考えてきました。前回のFBをもとにイラストを加えるなどして、よりファンタジーの世界観が顕著になりました。

    • こりな
        • 裸足で歩くことであらたな地図を描く試み。自宅から最寄り駅まで歩くことでより習慣化しようとしました。また、アウトプットの形としてオノマトペや心象スケッチなど彼女らしい表現が見られました。

  • 作庭記
    • 1班
        • 滝の水の落ち方10選

    • 2班
        • 不動明王に喩えられる滝行が可能な滝について

    • 3班
        • 風水的な視点からみた寝殿造りに置ける川の作り方

    • 4班
        • 石を立てるということ

    • 5班
        •  小川の勾配と遣水の流し方

    • 6班
        • 「庭niwa」テーマにした超現代語訳

  • エキスパート
    • ゆうきさん
        • 県大会での優勝経験もある硬式テニスについて
        • 過酷な練習と厳しいコーチと向き合った辛い時代でしたが、振り返るといきいきしていたとおっしゃっていました。

    • はるこ
        • 自身がサークルにも所属しているということで、チアダンスについて。
        • チアリーディングとソングリーディングの違いから、実際の動きの名称まで。最後はみんなを巻き込んで踊っていました。


  • 卒プロ発表
    • マーシーさん
        • 多視点的空間表現の世界 ー風景を絵画的に作り変えるための世界の捉え方ー
          • 絵師が行っていた、山水画ならではの風景の捉え方を実践しているとのこと。記号を当てはめていくのではなく、風景を素材として捉え、自由に組み替えて絵画として再構成することが彼らの視点につながるのではないか。

    • ゆいこさん
        • 地域の潜在的な魅力を引き出す媒体としてのゲストハウスの研究
          • 調査手法としてグラウンデッドセオリー(GTA)を用いることに。データの収集と分析が同時並行で継続していくもの、分析によって収集していくデータが変わっていったりすることがある。実際に商店街の地図や構成要素のプロットが必要。

  • 「仮説と飛躍がありすぎて、授業では責任を持って論じることができないような、思いつきたてほやほやのアイデアを、研究室のゼミでぶちまけて議論する30分」
    • 「歩行」から空間や風景を見直す試みをジャカルタや神山で実践してみたいとのこと。
    • 都市化によって内部がなくなる。
    • シルバニアファミリーとリカちゃん人形の世界から学ぶ外部のない都市

2018年度春学期 研究会第7回

第7回研究会が開講されました。

●SFCマップ進捗発表

◯ゆきの

ゆきのはSFCの色の地図をテーマにしています。

前回の講評を参考に、ゆきのの個人的な経験や感覚から三原色を作りSFCを表現して行くことが発表されました。今回はソファーの色柄を表現する際に「ハッピーの頭みたいだね」など色表現としても登場する、ゆきの一家の愛犬「ハッピー」が三原色としてあげられていました。

先生からは、ゆきのの個人的な経験や感覚から生まれたゆきの色と、SFCの色をSFC生みんなの経験から名付けたSFC色両方からアプローチするとより面白くなるかもしれないなどのアドバイスがありました。

●現代版作庭期

今週も、各グループごとに1章ずつ現代版作庭記が発表されました!

通常の発表に加え今週はリメイクの方針についても全体で話し合いました。

現代における造園の手引書として全てを現代版に書き換えるのか?それとも現代において何かを作るために手引書としてではなく作庭記スピリットをわかりやすく伝えるための現代語訳にするのか?など皆でディスカッションしました。石川初研究室としてのアプローチは後者であるべきと統一して、うっかり読めてしまう作庭記の制作を目指します!

●エキスパート

◯源

エキスパートとは。熟練者。達人。ということで源は太鼓の達人について紹介してくれました!中高時代にPSP版の太鼓の達人にハマり、そこから実際のゲームセンターの太鼓の達人にもハマっていたこと、PSP版とゲームセンターのものとの違いやマイバチの作り方などを話してくれました。現在でも、ある曲では御茶ノ水エリアで月間1位を保持する実力者です!

◯桃子さん

桃子さんは2ヶ月間イタリアにいた経験から、言語学やイタリア語について紹介してくれました!現在普通の日本語にも浸透している、ティラミスやブラボー(ブラーボ)などもイタリア語やラテン語の側面から解説してくれました。

●生活学会発表

5月26日、27日の2日間、SFCを会場に日本生活学会第45回研究発表大会が開催されました。今回の研究会では、石川研の大学院2年生西野翔さんがこの第45回日本生活学会で発表した徳島県神山町での研究の発表をしてくれました。

この発表を見て、この研究に石川研的に見て足りないことなどを皆で整理し今後の勉強としました。