2018年度春学期 研究会第6回

春学期第6回目の研究会が行われました。

・SFCマップ進捗

-こりな

こりなは一旦臭いというテーマをやめ、裸足でSFCを歩くというテーマに今週はフォーカスを当てました。「歩くところ」「歩かないところ」「歩きたいところ」「歩きたくないところ」があることを発見し、歩いて得たデータをそれらに分類しました。先生からは、とりあえずもっと歩いて見て得たデータを随時プロットして、分布が見えてきたらそれを地図に乗せられる情報に変換していくといいなどというアドバイスが上がりました。

 

-源

源は前回の「音というものに1から向き合うべき」というフィードバックをもとに、音を再認識し、彼なりの視点で表現する「SFC DJ 源」というテーマを発表しました。SFCにある音だけで新たなストーリーを作り出して、それを実際に歩きながら体験するという新しい形に挑戦するそうです。先生からは、音の説明が単調なのでもっと差をつけてみたり、絵やルートを添えるとさらに面白いなどのフィードバックがありました。

・エキスパート

-電車

→描き鉄(電車を主に正面から描写する)

・電車好きには車両鉄・撮り鉄などいろいろ存在しているそうです。彼もいろいろ手を出していますが、母数の少ない描き鉄というジャンルにも属しているそうです。中学3年生から電車の絵を描き始め、今ではツイッターでリクエストを受けるほど。ついには東急電鉄で配布されたシールにも使用されたそうです。

-彩さん

→バレエ鑑賞

・バレエを見ていると寝てしまう・つまらないと思っている人が多い、と、バレエ鑑賞の面白さについて語っていただきました。バレエというのは「パ」という基本技の組み合わせでできていて、上手な人はどの瞬間を止めて見ても美しいんだそうです。

・作庭記 現代版作り

前回分けたグループごとに割り振られた章の現代版口語訳を作ってきました。それぞれのグループが個性を出しながら口語訳をし、その章の考察も行いました。先生からは、意味は伝わっても今に使われてない言葉は、現代に使われている言葉に置き換えたほうが面白い、読み手が誰なのかのコンセプトを考えてテキストのスタイルを考えるといい、などのフィードバックがありました。

・即日課題「手書きパースの描き方」

生き物の絵を描く上で、骨格を覚えてからそれに肉付けをすると描きやすい、という先生からのアドバイスをもとに、研究会メンバーみんなで「動いている犬」をテーマに絵を描きました。それらを並べて置いた時、「ほとんどの犬が左を向いている」などの特徴が見えてきました。

港北ニュータウン ランドウォーク

5月20日、港北ニュータウンのランドウォークへ行きました。港北ニュータウンは、グリーンマトリックスという設計計画を元に開発、整備された都市です。

この日は、筑波大学や東洋大学など他大学との合同のランドウォークで総勢60人ほどで歩きました。

今回はこの港北ニュータウンの計画に携わった川手昭次先生にお話を聞きながらのランドウォークで、大変貴重な経験となりました。

2018年度春学期 研究会第5回

春学期第5回目の研究会が行われました。

  •  SFCマップ進捗報告

    ◦ゆきの

    ▪ゆきのはSFCの「色」を主題に決めました。この日は、色の名付けはあくまで絶対的なものではなく、相対的なものではないかということを、和名辞典に載る江戸紫や古代紫、瓶水色などを例にとって説明してくれました。江戸紫は江戸時代に流行したやや青みがかった紫のことですが、この色の誕生によりそれ以前に主流だった紫は古代紫と呼ばれるようになりました。また瓶水色は、水瓶に空が写った時の色とされていますが、現代ではそのような体験をすることもありません。このことからゆきのは、自分の言葉でSFCの「色」を表現し、名付けることはできないだろうかと思い、色見本帳で測色をするなどリサーチを重ねています。先生からは、色を読み解く側が、発信する側である塗装会社などの規格に沿って測色しているところがジレンマであるなどのアドバイスが上がりました。どんどん面白くなりそうです。

  • 現代版 『作庭記』(グループ分け)

    ◦『作庭記』とは平安時代に記された日本最古の庭園書です。大阪市立大学中谷ゼミがこの『作庭記』の口語訳を公開しているものを参照に、現代版の『作庭記』を作ってみようというグループ課題が開始されました。第1章を除いた残り36章を6グループ6週にかけて現代版に変えて発表します。「クライアント」や「コンセプト」などに馴染みのカタカナ語が混じると一気に親しみやすくなり研究室でも笑いが生まれていました。この日はグループ分けです。来週から発表が始まります!

  • エキスパート

    ◦竹田

    ▪竹田は「ペン回し」のエキスパートでした。 中高時代に授業に集中せずにペン回しに明け暮れた経験から、「ペン回し」の凄技の数々を自身の動画で紹介、それから実際に披露してくれました。ペンの回し方のそれぞれに名前があり、個々の技と、それらの組み合わせの美しさなどを競う競技があることも驚きでしたが、より回しやすいペンを!と探し求め、改造ペンを作り出す人も多いことなどを教えてくれました。改造ペンにも定番のものからオリジナルの改造など様々あり、この日は竹田も自作の改造ペンを持参してくれました。研究会一同大ウケです!

     

    ◦ゆいこさん

    ▪ゆいこさんは「競泳」のエキスパートでした。3歳から16歳まで競泳を続け、関東大会で優勝経験があるほどのアスリートだったことを紹介してくれました!当時のスーパーハードな練習スケジュールや大会の様子などを、実際のスケジュール表やビデオなどを見せながら紹介してくれました。この経験からゆいこさんはたいていの辛いことならなんともないと思えるメンタルの強さを持ったそうです!

 

  • 港北LW事前学習

今月20日に港北ニュータウンのLWに行くため、港北ニュータウンについての事前学習をしました。

・ディスカッション「役に立たない機械」

◦この日はSA晴子の持ち込み企画で、「役に立たない機械」について皆でディスカッションをしました。早稲田大学建築学科の設計演習Aの中の「役に立たない機械」を作るという課題があります。この課題の中で中谷礼仁教授が参照しているイマヌエル・カントの「美とは、目的なき合目的性である。」という言葉を取り上げながら、行動の理由と目的や意味などについてディスカッションをしました。

私たちはしばしば、自分たちの行動に意味をもたせて安心しようとしたりさせようとしたりしていて、本当は理由のない行動に相手を納得させる為に一時的に理由をつけてしまうことも多い。自分のしていることがどのステージのものなのか考えてみるといいということなどがまとめに上がりました。

次回の研究会活動は、20日のランドウォークです!

2018年度春学期 研究会第4回

春学期第4回の研究会が行われました。

  • 調布景観についてアイデア出し
    • 調布市の都市計画の景観担当の職員がお越しになり、住民が景観について考えるきっかけとなるイベントやツールについて考えました。
    • 風景や景色、眺望など、類似する言葉が多くある中で、「景観」という言葉の位置づけ、意味について議論を重ねたのち、住民がどのようにすれば、その地域の景観について意識的、自覚的になれるのか、アイデアを出し合いました。

  • SFCマップ進捗報告
        • SFCの「音」をテーマに、実際に音を採集、分類を行いました。〇〇系という分類は、そこで耳にする音よりも先にある概念であるため、あくまでも音を中心にして分析を行う必要があるという指摘がありました。

      •  コリナ
          • 自分の身体の感覚を頼りに、SFCを描き直す試み。今回は素足でキャンパスを歩く「はだしマップ」と、SFCの各所に漂う香りを描く「においマップ」のためのリサーチを行いました。

  • エキスパート
    • 翔さん
      • 空手
        • 翔さんがかつて9年ほどやっていた空手道について、競技の内容や、構え・突き・払いといった実際の空手道の形をプレゼン。そして「明日から使える空手道」と題して、揺れる電車内でも体制を崩さずにいることのできる「三戦(さんちん)」という立ち方をレクチャーしていただきました。

    • まりさん
      • 弓道
        • 和の雰囲気をまとうまりさんが12年続けている弓道についてプレゼン。弓道を始めるきっかけや、実際の弓を用いた弓の引き方、弓道で用いる道具について紹介していただきました。

  • 神山ブック報告
    • 神山のハウスブックの制作班が、このGWに神山へフィールドワークを行いました。自治会の集会に参加したり、町長へのヒアリングを行いながら、大埜地エリアを中心に視察を行いました。

  • 即日課題「スケールを把握する」
    • 2,500*5,000
      • 駐車場の一区画のサイズである2,500mm*5,000mmを1/50縮尺で考えました。まずは紙に車を描くことで、駐車場を占める車の大きさを感じた上で、同じサイズのスペースに、木とベンチを配置する案を考えました。
      • 実際に同じスケールで研究室に駐車場の1区画を作り、紙に書いた案を擬似的に再現してみることで、紙上の案と実際の大きさを比較して考えることが出来ました。