2017年度春学期 研究会第8回

第8回の研究会が行われました。

SFCガイドの発表からです。

まずははるき。

SFCにある様々なオブジェクトに関して、そこに植物を植えることができるかどうかを考える、園芸リサイクルというテーマでいくようです。

調べている時には、それが何を明らかにしようとしているリサーチなのかをよく考えましょう。

 

続いては小夏。

水たまりについて幾つかの評価軸を用意してきました。

ただその評価が果たして適正なのかはよく考える必要がありそうです。

 

続いては薫子。

模様を採集していますが、そのトリミングのやり方にバリエーションを生んできました。

模様を発見するまでのプロセスが面白そうです。

 

最後は、電車です。

穴の定義をしっかり言語化してきました。

分類をすることが目的化しないように、なぜ分類しているのかは常に考えられると良いですね。

セヴェラルネス第4章を輪読しました。

先行形態の事例のひとつではないかということで、はるきは電車の座席の埋まり方をあげていました。

最後は、小さな庭の設計です。

なぜその形を与えたのかというところはよく考える必要があります。

無意味にぐにゃぐにゃにする必要はありません。

 

(じゃんぼ)

2017年度春学期 研究会第7回

 

第7回研究会が行われました。

まずは、SFCガイドの進捗発表です。

バンブーは、SFCの人の流れは制限という言葉で括れるのではないかという目線に立ち戻ってみたようです。

その観察によって何を明らかにしたいのかを考えることが重要そうです。

 

続いてはりなです。

大きさにとらわれずに広く「生えているもの」を探してきたようです。

ただガイドとしては、「生えているものエキスパート」としてより厳しい目線で「生えているもの」を捉えたほうがいいかもしれません。

最後ははるこでした。

SFC近道マップを作るためにアンケートで、SFC生が普段どこからどこへ向かう時にストレスを感じるかということを調べたようです。

制度としての道以上の何かが見えてきそうです。

続いてはセヴェラルネスの第3章の輪読です。

れなが発表しました。

転用という観点から見る、強い技術と弱い技術についての議論は白熱し、ハウスメーカーやレゴブロックの話にまで波及していきました。

最後はけんとさんの卒プロ発表です。

神山プロジェクトの一環で製作した絵本について、それを実際に神山のカフェなどにおいてもらい、読んでいただいた方々の感想から、この絵本が何を示しているのかということを考えていくようです。

この絵本がコミュニケーションを誘発するツールとなったことは、分析のしがいがありそうです。

(じゃんぼ)

2017年度春学期 研究会第6回

第6回の研究会が行われました。

まずはSFCガイドの進捗発表から。

はるきさんは園芸をテーマに、SFCの中でできる園芸について調査。

思わぬ切り口からの園芸的評価をしっかり行うことが重要だというアドバイス。

 

つづいて小夏さん。SFCの水たまりについて。

水たまりの定義づけを行なった上で、鑑賞方法の検討や、ポテンシャルのある水たまりの採集を行いました。

採集した水たまりの評価を徹底して行うことで

 

かおるこさんはSFCに現れる模様について。

見つけた良い模様にそれぞれ名前をつけました。

模様についての定義、説明を要する主観的なタイトル、切り取るスケールなど、検討の余地が大いにありそうです。

電車くんは、SFCの穴について(「目指せアナリスト」)。

穴は形態なのか、あるいは状態なのか、そのものが境界となっているのか、など、穴というカテゴリに混乱が生じ始めてきました。

アナリストとしてはやはり良質な穴とは何なのか、「アナライズ」して評価できるのが望ましいという結論に。

 

バンブーは、ものだけでなく人の行動や、そこにあるのに名前のわからないオブジェクトにも注目。

前回やったことを継続して取り組んだ方が、読み解きがあって面白いので、継続すべきというアドバイスをいただきました。

 

次に、りなさんによるセヴェラルネス第2章の発表。

ペリカン島戦記という章はややハイコンテクストな内容でしたが、自分のSFCガイドの内容を交えたプレゼンになっていました。

 

つづいて、ベルナティオプロジェクトの振り返り。

5/13、14にあてま高原リゾートベルナティオ様で行われた植樹祭に参加しました。

実際の植樹もレクチャーを受けながら行いました。

事前に念入りにスタディして配置を行った成果がきちんと現れていました。

 

最後に卒プロ発表。

ニコさんは人形町の路地園芸について。

路地の魅力とは何か、路地の魅力は路上園芸が支えるものなのではないかという問いに基づいてインタビューや実験を行い、見栄と愛情の混在が路上園芸の魅力ではないかと考えました。

じゃんぼさんはテプラについて。

仮説である、貼られることで文脈が生まれる、設置主体が現場であるものをテプラと呼んで、その分類を行いました。貼られる場所によって意味が変わるテプラが、どの範囲の周囲とどのような関係が結ばれているのかが鍵となるようです。

2017年度春学期 研究会第5回

第5回研究会

第5回研究会がありました。

今回はゲストとして神奈川大学から上野先生にもお越しいただきました。

 

まずはナガミヒナゲシについてのレクチャーです。

ナガミヒナゲシはケシ科の植物で、都市の温暖化に伴って分布が増えています。

オレンジ色のキャラクターの濃い花や、都市で多く見られることから、在来種を圧迫する帰化植物という文脈でしばしば話題になります。

生態系とは何か、在来種を圧迫することは本当に悪と捉えていいのか、ナガミヒナゲシを切り口に様々な議論を行いました。

 

続いては丸の内ランドウォークに関するまとめです。

それぞれが丸の内を歩く中で何を学んだかを発表します。

シマネトリコだけに着目する人もいれば、古地図と重ねて再発見する人も、開発の歴史からランドスケープを見直す人などなど、皆さまざまでした。

 

続いて、セヴェラルネス+の読書会です。

今回は第1章の「クリティカルパス 桂の案内人」がテーマです。

時代時代で桂離宮がどのようなシークエンスとして捉えられていたのか。

建築や構造が何として捉えられていたかはもはやわからない中では、自分たちが新しい見方を重ねていくほかないのかもしれません。

SFCガイドの発表もありました。

 

はるこは実際にSFCのあるスタートとゴールを決めて、その近道をストイックに突き詰める試みです。

SFC生が普段無意識に抱えている、損している移動が上手く可視化されそうです。

 

かとりなは、”生えているもの”に絞ってきたようです。

雨樋であったり、街灯であったり、それらを地面から”生えてる”として集めてきました。

最後は小さな庭の設計です。

それぞれが二つのワードで庭のコンセプトを作り、それをシャッフルします。

庭の周りの環境もアトランダムに決定。

出てきためちゃくちゃな要件に応える庭をみんなで設計していきます。

 

ゲストの神奈川大学の皆さんの手の動く速さと正確さとその冴え方に、石川研一同感服していました。

2017年度春学期 研究会第4回

第4回の研究会が行われました。

まずはSFCガイドとXDレビュー共有をまだしていないメンバーの発表です。

最初はバンブーのSFCガイドから。

制限するものを採集。

それは例えば立ち入り禁止のサインであったり、ゴミ箱に貼られた表示であったり。

それぞれは面白い事例なのですが、漠然と制限という言葉にまとめてしまっているように見えました。
要素を分解しながら集めていきましょう。

 

ここからはXDレビューです。

ももこさんは渋谷を江戸切り絵図の手法で描きなおすという個人研究をしています。

今後は、様々な表現の中で江戸切り絵図で描きなおすことが他の都市経験と違ってどのように位置付けられるのかということを考えていくことになりそうです。

続いてはなぎささん。

自由が丘のカフェを対象に、居心地の良い空間と何か、長く愛される理由は何かということを研究していました。

独自のサービスが仮設的に生まれ、それが常態化する過程など興味深い点が多くありました。

 

人生史ゲームを行いました。

未来の自分を想像して、web上からそれに当てはまるような画像を検索します。
事前に持ってきていた子供の頃の写真と今の写真と並べ、自分の人生を語るゲームです。

  
これが思いの外盛り上がってしまいました。

特徴的なのは、ほぼ全員が麗しい老後を想像している点でした。
早めに会社員をリタイアして趣味と実益を兼ねた働き方をしていたり、老後もなおバリバリのキャリアウーマンであったり、選ばれている写真もどれも庭付きの大きな家に住んでる方が多かったです。

 

最後は小さな庭の設計をしました。

自分の庭にコンセプトを与えて、それに応じたゾーニング、物体化、テクスチャを与え、3年後を想像するいう流れをくみます。

実際に2400*2400という敷地はどの程度の大きさなのか、駐車場に出て体感するなどのスタディも行いました。

研究会メンバー全員で一斉に行うとそれだけで一気にバリエーションが生まれますね。

(じゃんぼ)