2016年度秋学期 研究会第3回

第三回の研究会では主に以下の項目について議論を行いました。

-2項対立を超えるダイアグラム

-元町中華街 LW まとめ

-首都大渡邉先生によるレクチャー

 

○「2項対立を超える考え方(ダイアグラム)とは」

メールで「季節の変わり目ですのでお体に気をつけて」と言うが、変わり目とはいつを指すのだろう。

夏と冬という安定した2つの季節を、段階的に繋ぐ秋と春のことだろうか。

そもそも、なぜ実感として夏と冬を区別しているのだろう。

「快適気温」という概念がある。気象データに当てはめると、最低気温と

最高気温とが快適気温に入る日は一年に数日間しかない

そこから外れる「暑い」季節、「寒い」季節を、それぞれ仮に夏と冬と呼んでいるのではないか。

そう考えると、365 日季節の変わり目だとも捉えることができる。

 

・8班(きよさん、けんとさん、小夏さん)

⇨感情について考えてみる

ネガティブとポジティブ、内向的外交的、自己と他者

このような二項対立を一つの円環にまとめられないか

感情を環状に並べた

(コメント)

・いきなり綺麗な円になってるのが不自然。どこかが欠落してるところからの

発見があると面白い。「喜びの語彙が少ない」とか。

 

・7班(へいやさん、しえるさん、りょうへい)

ペースメーカーを埋め込んでいる人間って機械か人間か

すまほ中毒者はスマホやパソコンも人間の体の一部かも

ロボットは人間に近づいていく、人間はロボットに近づいていく

(コメント)

・ロボットは機械の有り様の一つ。”roboto”と”human”じゃなくて“machine” と

“human”じゃないの

 

・6班((ニコラスさん)、じゃんぼさん、りゅうたろう)

二項対立で表されてるものってなんだろう。

「インドア」と「アウトドア」をちょっと深掘りして

「競技をプレイするときに接地する表面の状態」と「競技を行う上での囲いに

ついて」でマッピング。レジャーを 100 こくらい書き出してどこに当てはまるかを考えた。

(コメント)

・例えばゴルフ場は囲いがなくて自然の地形を使ってるから制限が少なく見えるが、実情はイギリスの特定の地域の真似。対してマラソンは距離さえあれば良い。特有のコンディションでないといけないかそうでないかで、競技は分けられてるかも。

 

・5班((ももこさん、ゆいこさん、さき)

「子供と大人」は18 歳や 20 歳を区切りにしがちだが、

横軸を年齢、縦軸をキャリア(経験)とすると学校にいる間はカクカクと進み、そこからはここに進む。

(コメント)

・最初に「年齢が増えたら大人」という定義をしてしまってるのがもったいな

い。「これを超えたら大人っぽい」という通過儀礼がだいじかも。受験、就職、飲

酒など。

 

・2班(なぎささん、OJ さん、あや)

普段する行為を

縦:精神的に負荷がかかるかどうか

横:肉体的に負荷がかかるか

で座標軸にマッピングする。「休むと働く」を超える行為がある。

(コメント)

同じ行為でもひたすらやり続けると違うことになりそう。

ここで仕事としてあげているのは制度的に強制的に行われるもので、休むと言うことは、それをすることで自分が癒やされるということではないか。

 

○元町中華街 LW まとめ

LW ノートから気になるものを(分野ごとに)抽出

・植栽

シマトネリコの使われ方と魅力

元町や石川町のエリアには多く、山手のほうは少なかった印象

いろんな場所に植わってる万能な植物

小柄な葉っぱと株立ちにもなるという特徴、シュッとした(あまりうねうねご

つごつしてない)白っぽい幹、強さ が影響してるのでは

・元町

アールヌーボーが採用されている。ベーリックホールにもアールヌーボーの要素が含まれている。元町だけでなく西洋館一体にアールヌーボーをちりばめて一体感を出したのだろう。

・中華街

商店街のメインストリートから見えるサイドの通りは、奥の方まで提灯が連なってるせいで視線が下に抑えられる。元町は視線が遠くへいくので開放的。

中華街の偽物感については、写真だけだとわからないけど、中に入ると違和感。

(しかし、考えてみると中国語繁華街は本物か?)

 

 

○ 首都大渡邉先生によるレクチャー

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四大学対抗「オリンピックアーカイブ」について

2020 年のオリンピックについて、楽しみってわけでも反対ってわけでもない。当事者意識がない。未来に起きる大イベントについてリアルに想像できるほど人生経験積んでないからでは。

東京オリンピックという一見祝祭のようなイベントを、いろんな視点で見てみる契機に。

・「ヒロシマアーカイブ

一個一個の証言や写真を観察してマッピングすることで、過去について学ぶことができる。

・「忘れない

東日本大震災で亡くなった方の移動の記録

地元の新聞社が遺族に聞いてデータを集めた

・「コシガヤデジタルマップ

観光のツールというよりは街の人たちが自己認識を取り戻すきっかけかも

(担当:貫洞)