2019年度 秋学期研究会第12回

秋学期第12回の研究会が行われました。

次回のランドウォーク開催地決定!

次のランドウォークは丸の内地下に決まりました。前々回の丸の内(地上)を経て、どのような違いを感じられるのか。当日の模様とともにこちらのブログでも紹介できたらと思います。

お土産中間発表

 

お土産の手つきの抽出

横浜のハーバー土産を参考に、その手つき分析しSFCに応用する試み。ストーリー性がキーワード。新たに「物語」や「官能」をどうやったらおみやげに付与できるのか。

お土産の見返り

おみやげを渡すことにはある種の負い目を与える作用があるのではないかと考えた。そこで「負い目」をテーマに、おみやげに昇華できないかを試みる。

移動とお土産の関係

「裏参道から移動させてきたものをお土産に」実践。

メンバー3人それぞれが、チュッパチャップス・葉と枝・石を持って、15分おきにものと風景を写真に納めながら移動しドコモハウスまで持ってきた。その記録集と物を組み合わせればおみやげになるのではないか。

はじめさんタイム

狭山市駅に行かれた初さんより、現地レポートがありました。

プチレポート

今年最後の研究会お疲れ様でしたの、みんなで鍋。

2019年度 秋学期研究会第10回

秋学期第10回の研究会が行われました。

 

●お土産発表

4班「お土産と移動の関係性」

以前から「移動」をテーマにしている4班。

今回はSFCにあるものをフロッタージュしたり、綺麗な落ち葉を拾って移動することでお土産に変える、など様々なユニークな実験を行いました。

先生からは「移動」を追求すると脱線してしまうので、「お土産における移動」を考えないといけない、などのフィードバックがありました。

今後は移動のプロセスを示すことが出来る何かを作って行くそうです。

 

●卒プロ発表

ともの『弱い風景』

とものが先日行った巻伊藤賞での中間発表を研究室でも行ってくれました。

街の中に残されているモノをオキザリブツと名付け、それらを様々なケースに分け、それぞれの分析を行い、実験まで行いました。

 

●3年生卒プロ構想発表

いよいよ3年生の卒業プロジェクトが始動します。

今回の研究会では全員が来年取り組むテーマについて構想を発表してくれました。構想案は以下の通りです。

 

よう

「街に親しむとはどういうことか」ー地元に愛着がわかない理由を紐解く。

「風化とは何か」ー更新作業による風化。街らしさの保存。

 

ひかり

「迷子になること」ー迷子性とは何か。地上での迷子と精神的な迷子など。

 

こりな

「記録し続けること」ー風景と自分を繋げるために、人々は記録を続けるのではないか。

 

りな

「左利きの世界」ー左利きにしかわからない世界を見る。

「おばあちゃん」ー激動の時代を過ごした一人の人間にフォーカスする。

「東急多摩川駅」ー気になる駅名多い。

「絵巻物」ー家にある絵巻物からファミリーヒストリーを探る。

 

けいご

「視力0.1の世界」ー視力が悪いからこそしか見えない世界を表現する。

 

●3.5年卒プロ発表

半年後に卒業を控えた二人による卒プロ進捗発表が行われました。

 

かとりな「街に”ホームロス”の居場所をどう作るか」

自宅をホームとしてくつろげずなかった過去。”居場所とはなんなのか”を考え、最終的には卒業設計として何かしらの提案を作るそうです。

 

ぎゃん「身体から見える風景」

コンテンポラリーダンスへの取り組みをきっかけに、結果として見えてくる踊りだけでなく、その前提にある”感情が身体に現れる瞬間と感情そのもの”と向き合うようになったというぎゃん。現在出演者・振付家として作品の内外を行き来する中で、現実感とは何かを模索していきます。

 

さぁ、今年の研究会も残るところ2回。

最後まで気を抜かずに頑張っていきましょう!

 

 

 

2019年度 秋学期研究会第9回

第9回研究会が行われました。

おみやげ発表

この班は、横浜のハーバーみやげの手つきを調査し、それをSFCの鴨池で再現した。

例えば鴨池クッキー。鴨池の形を模ったかわいいクッキーだ。

次の班は、「読売ランド前」みやげと「読売ランド」みやげがどう変化するのかを妄想している。メイン地域とサブ地域ではおみやげにどんな変化が現れるのか。サブ地域が持っている悲哀を、たのしいお土産に変換できないかを考えていく。

ORF振り返り

先日、SFCでの普段の研究成果を発表する場「Open Research Forum」が開催されました。お越しくださった皆さん、本当にありがとうございました。

高校生から同世代の大学生、社会人の方々、はたまた石川研究室OBまで、沢山の方とお話できました。今回のORFを次回の展示会「日和見」につなげていくため、研究会内で振り返りを行いました。

LW振り返り

「京王調布駅」を中心に、調布市内の京王線駅前をフィールドワークしてきました。今回はその振り返り。各々が街を歩いて感じたこと・考えたことをLWノートにまとめ、全員の前で発表しました。

2019年度 秋学期研究会第8回

準備する様子

いよいよ今週末に迫ったORF。担当者が着々と準備を進めています。
今回の研究会では

*おみやげグループワークの進捗発表
*調布ランドウォークの事前準備
*展示会のメインビジュアル検討
*大宮プロジェクトの進捗発表
*イースト21プロジェクトの進捗発表(非掲載)
を行いました。 続きを読む →

2019年度 秋学期研究会第7回

 

みんな仲良し。

秋学期第7回の研究会が行われました。

●お土産発表

 

1班:

お土産にしやすい何かをベースにして作られたお土産が多いという印象をもとに、横浜へランドウォークへ行ってきたそうです。

ハンカチやお菓子のパッケージに横浜の地域性が描かれたものが多かったことから、ベースとなるものの特徴には

・印刷しやすいもの

・使い勝手のいいもの

などが挙げられるという考察に至りました。

 

2班:

 

引き続き「読売ランド前駅」への解像度を深めました。

読売ランド前・南町田などの、中心的な地域の付近にある地域について調べたところ

よみうりランドは元「西生田」という駅で、もともと「生田」は「東生田」だった。などの興味深い歴史が浮かび上がってきました。

 

●ORFパネル確認

担当者が作成したパネルを実寸大に印刷し並べて最終調整に入りました。

 

●たかゆきFW発表

たかゆきがSFCの授業で寿町のドキュメンタリー映像作品を作成するにあたり、実際に街へと事前調査を行ってきたので、その内容を研究室で発表しました。

 

●はじめさんタイム「論文とは」

はじめさんによる論文についてのお話がありました。

「どうして論文という形に整えるのか」「パラグラフ・ライティングとは」「どう検証していくか」などを教えてくださるとともに、論文執筆の為になる書籍をたくさん紹介してくださいました。

2019年度 秋学期研究会第6回

秋学期第6回の研究会が行われました。

アンディごっこの講評

毎秋恒例の即日課題である「アンディゴールズワージーごっこ」。前回のワークを踏まえて先生からフィードバックがありました。

グループワーク:おみやげ

今学期、石川研究室では4チームに分かれて“おみやげ”について考えています。今回はうち2チームが、贈与の観点/移動の観点からおみやげについての考察を発表しました。

2班
贈与の検討を。贈与には与える・受け取る・お返しするの3パターンがある。贈与を時間と値段という観点から捉え直し、極端な贈与を実践してみるのはどうだろうか。極端さから伺える贈与の特性について考えたい。

4班
文献からお土産の期限や由来を調べてみると、節々での贈与が人間関係の構築確認の上で重要なものだということがわかってきた。わらしべ長者を例に挙げてみる。わらしべ長者は、人間関係と移動の組み合わせて成り立っているのでは?と。次回までに、移動に注目してお土産について考えることにする。

各班お土産をどのようなアプローチで取り組むのか、方向性が定まってきました。それぞれどんなおみやげが仕上がるのかとても楽しみです。

卒プロ発表

ゆうたろうの卒業プロジェクト発表。彼は「風景のレイヤーとしてん音楽」というお題に取り組んでいます。いまはジョン・ケージの4分33秒についての本を読んでいる。「時間」というものがキーワードになってきているそう。

ぎゃんさんの卒業プロジェクト発表。学外でコンテンポラリーダンスに取り組んでいる彼女は、「身体から見える風景というテーマ」で作品を作ることを考えている。すでに型が決まっている踊り、ではなく存在する感情をどう踊りに表出させるかということを考えていきたいとのこと。

即日課題

ランドスケープとは詩である、というテーマで各自がイラストと言葉を連ねる。以下課題の一部を抜粋。

2019年度 秋学期研究会第5回

キャンパス裏から見る富士山
キャンパス裏から見る富士山

気温の低下が秋を感じさせる10月下旬、澄んだ空気で、キャンパス近くからも富士山がよく見えるようになってきました。


即日課題
今日の即日課題は秋恒例、「アンディゴールズワージーごっこ」。
ある場所の規則と齟齬をきたしているときに敏感になる私たち。そんな私たちの特徴を生かし、アートワークを作ろうという課題でした。

ゲストハウス近くの起伏地に直線を。
枝先から伸びる落ち葉のつながり

 

 

 

 

 

 


グループワーク:おみやげ
今学期は石川研の中で4グループに分かれ、「おみやげ」についてのグループワークを進めています。
今日は1班と3班の発表。1班は実際におみやげを売っている場所に行き、3班はおみやげの地域性について、試作品を交えて発表を行っていました。


ORFに向けて
今年のORFでは「統合のランドスケープ」をテーマに発表を行います。
展示するパネルの準備を着々と進めており、今回はパネルに表記する石川研の活動それぞれを構成する要素を統合してできる、
「統合のタイトル」について話し合いました。


展示会メインビジュアル
来年2月に開催予定の弊研究会展示会。
今回は展示会の柱となるメインビジュアルについて話し合いました。

 

2019年度 秋学期研究会第4回

2019年度秋学期、第4回の研究会が行われました。


 

●第1回お土産発表(2班/4班)

・2班(名前未定)

おみやげを渡すことによって渡す側が思い出をピン留めしている行為だと考察をしました。

今までにもらったお土産を集めたり、グループ内で贈与をし合って感情をまとめるなど、様々な実践を通しておみやげについて考えています。

 

・4班「Frog」

「お土産とは土地性のある手土産である。」というキーワードを元に、土地性とは何かについて考えてきました。

 

土地性は

販売者→購入者→もらう人

という経緯を経て付与されるものだとしています。

 

また、普段おみやげと感じないものに表記されている言語を外国語に変えるとお土産に見えるのか、などの実験を行いました。

 

●メインビジュアルについて

研究室メンバーで展示会のメインビジュアル案を持ち寄り、どの作品とどう組み合わせられるかなどの議論を行いました。

 

●プロジェクト進捗報告

・水沢

越後水沢駅前へ植栽に行ってきました。

駅周辺の調査を行い決定した植栽を、住人の皆さんと一緒に植えました。

今後は住民が持続的に維持できるような仕組みを作ることを意識しながら植栽を選んでいくそうです。

 

・イースト21

10月中旬に行った打ち合わせの内容について発表しました。


 

●はじめさんタイム

はじめさんがこの学校に着任して1年目に生活学会にて発表した「郊外ー戸建て住宅の庭空間における共同体の生成」を研究会メンバーへ向けてレクチャーしてくださいました。

近所の交流に庭が役割を果たしているのではないか?という仮説を、[各家庭のリビングからの視線][地域交流スコア]など様々な角度から検証した、おかしくも非常に興味深い研究内容となっていました。

2019年度 秋学期研究会第3回

2019年度秋学期、第3回の研究会が行われました。

談笑する石川研メンバー

Tシャツデザイン

ORFや展示会に向けて、石川研では毎年オリジナルTシャツを作っています。
今年の担当は、新規生のタカと太郎。どんなデザインになるのか楽しみです。

◎第1回おみやげ発表

秋学期のグループ課題は「おみやげ」です。
石川研が4つのグループに分かれて、おみやげについて考えます。
今回は、2つの班が発表しました。

チーム名:ツケコム
おみやげとは、受け取る人が日常の外のシーンに思いを馳せられるもの

・なぜ地域性とかけ離れているお土産が沢山あるのか(ex おこじょ)
・〇〇へのお土産について考えたい
→その土地にないもの

チーム名:(未定)
お土産とは、その土地に訪問した証として義務感を伴いつつ儀礼的に贈与するもの
・お土産になる過程
→お土産はその地域に人々が持つイメージの最大公約数である
・対象とする地域が広域であるほどお土産にしやすい

◎卒プロを知る会

4年生が取り組んでいる卒業プロジェクト。
テーマや夏休みにやったこと、今考えていることをそれぞれ話してくれました。

概要をここにまとめます。

はるこさん
無人販売について

ゆうたろうさん
風景のレイヤーとしての音楽

電車さん
特定の駅や路線に想起されるイメージは何から来るのか、言語化

ゲンさん
うっかり写真に潜む美

こてさん
幼い頃に亡くなった母親について考える

かとりなさん
「都市の中に「逃げ場」はあるのか」がテーマ。今まで学んだこと横断しながら石川研初の卒業設計を行う。

ギャンさん
身体から見える風景を軸に、身体表現作品を制作。

とものさん
「残されて、居る、もの」がテーマ。街中にある飲食された後の残骸を収集。

LW振り返り

定期的に街へ繰り出して、あるお題を元にその街について考えます。

ランドウォークin丸の内

今回の場所は、丸の内。
丸の内がまとっているフォーマル要素は何か、ということを皆で議論しました。

・・・・・

年度末に向けて、本格的にプロジェクトが動き始めました。
楽しく頑張りましょう。

2019年度 秋学期研究会第2回

小出川のヒガンバナ
小出川のヒガンバナ

長月も終盤になり、過ごしやすい陽気になってきました。
研究室近くの小出川のヒガンバナやコスモスが見頃を迎え、「秋」という単語が身に沁みる第2回研究会。

係・プロジェクトメンバーの決定

石川初研では、研究会を心地よく維持していくために、「係」を設けている。
また多くのプロジェクトを走らせており、そのメンバーの確定を行った。


グループワークメンバーの決定

今学期のグループワークのテーマは「お土産」
2月に行う研究会展示会に向け準備を進めていく予定だ。
今回は各々のスキルに合わせてグループを分け、そのグループごとに「お土産」について話し合った。。以下話し合った内容。

グループ1(グループ名未定)
お土産とは「受け取る人の日常の外のシーンに思いを馳せられるもの」
キーワードは「シーン」
シーンとは場所や時間の流れを含んでいる言葉。
お土産を見ると場所がわかる。
渡す人が行った先でどういうことをしたかも想像できる。

グループ2「見返り」
1.お土産を渡すということは、何かしらの見返りを求めて行う行為
2.あげる人が渡す人にあげることで、生きて来たことに対してのピン留をしているのではないか。人生のマッピング行為。
初さん「「贈与」というキーワードで調べて見るといい。」

グループ3(グループ名未定)
お土産をあげるという行為に注目した
1.安くて多いものを買っていくというシステムが炊き出しに似ている。見返りを求めないパターン。振る舞うということ。
2.受注お土産。いわば「買い出し」。(タイでナンプラーとか)これはお土産に入るのだろうか?
3.マーキング。その土地に自分が行って来たことを人に知らせる

グループ4(グループ名未定)
「ある場所から帰ることがものをお土産にさせる。」
手土産とお土産の違いに注目した。

・手土産は行く
・お土産は帰る(帰って来た報告)

お土産性は時間・距離・環境によって増幅したりする。
今後はお土産に注目して行く。

初さん「手土産に注目しても面白い。可能性を感じる」
あやさん「お土産がどこまでブレた時までお土産で居られるかに注目したい」
初さん「今はお土産と手土産を暫定的に定義しているだけ。」
「いわゆるお土産を確かめるのもいいが、手土産の方にロマンを感じる」

課題の目的は以下の通り、
良いお土産をデザインすることよりも、お土産の持つランドスケープ的なこと(場所や時間を象徴している)を考えることが大切。
自分のお土産感を揺さぶる。


稲田さんによる石積みおみやげばなし

院生の稲田さんは夏休み中、「モノの見方、身体化すること」に着目し、イタリア北部クレオヴァドッソラで石積みをして来たそう。

ー稲田さんが石を積む理由

それは、「モノを見る目を増やすため」と、「プラスチックのない風景への疑問(神山には溢れているプラスチックがここにはなぜないのか。)」だそうだ。そのような疑問を抱いた稲田さんは、associazion canovaという団体で行われているワークショップに参加した。

日本では斜面に対して平らなところを作ってそこに家を建てるが、イタリアでは石の家で土を支えているので斜面に直接建てる。
振り返ると石積みは畑を土に、石を家にする土地整理だった。

稲田さんは、石積みを身体化するために毎日作業を言語化して日記を書いた。
この石積みの作業を通して、「地道にやれば終わる風景」を発見した。


丸の内ランドウォークの振り返り

9月19日に実施した丸の内ランドウォークの振り返りを行った。


卒プロ進捗発表

今回の発表はとものさん。
「残されて、居るもの」をテーマに、街中にある飲食された後の残骸を集めている。
残骸写真を分析し、面・壁・屋根・ピッタリ・集合などに分けたり、写真ごとに「場所の状況」と「経緯の推測」を行ったそうだ。