2018年度 秋学期研究会第13回

秋学期第13回の研究会が行われました。

・はじめさんタイム

あなたのこれまでの人生(願望を含めた多少の未来を含めても良い)が伝記になった際のタイトルを考え、それが書籍になった時の表紙のデザインをA5程度の用紙に描きなさい。

研究会メンバーの過去の出来事や各々の性格など、色んなものが伝記の表紙からだけで伝わってきました。


・展示会メインビジュアル公開&話し合い

石川研2018年度展示会「庭仕事」のメインビジュアルがついに完成しました!

デザインは研究会メンバーのゆきのがしてくれました。このビジュアル内で庭仕事をしているのは、研究会の仲間たち!さすがの仕上がりです。

ちなみに、Twitter[ @GARDENWORKS2018 ]で随時展示会情報を更新中なのでぜひチェックお願いします!!

次に、展示会コンセプトに基づいて設定した会場内の展示場所の発表と相談がありました。

庭仕事の内容である「備える/耕す・目論む・育て整える」を、研究会の活動を「準備する・言語や手段を獲得する・応用する」の3段階に定義し、会場内のゾーニング・構成を行いました。


・パネル確認

各プロジェクトの担当者が作ってきたパネルを並べて、全体的なバランスを確認しました。これをもとにフォーマットなども変わり、来週へ向けて再編集を行うことになりました。

2018年度 秋学期研究会第11回

秋学期第11回の研究会が行われました。

  • 風景は痕跡である

今回の即日課題のテーマは「風景は痕跡である」。今見ている風景は一時的なもので、その前後には、何らかの変化が生じています。私たちが目にしているものの全ては痕跡であるといっても過言ではありません。

また、ツールを介して発見できる痕跡もあります。GPSのログデータをマッピングすることによって、移動の痕跡が可視化される、といったものです。

今回は、「温度」という痕跡を「サーモカメラ」というツールを用いて可視化するワークを行いました。サーモカメラで可視化できる温度の要素としては、相対的な温度差と、加熱された状態から冷えていく際に経過した時間を表しています。

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、子供、室内
画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、夜
  • 大宮LW振り返り

先日15日に大宮でのランドウォークを行いました。大宮駅からソニックシティを経由し、さいたま新都心方面へ進み、けやき広場までのルート。

今回のランドウォークではへた地に注目しました。土地との折り合いをつける際のスタイルや、余った場所の使い方、角の仕上げ方など、へた地を一つとってもそれぞれに特徴があり、分類による発見の可能性を感じました。

  • 合同展示会ミーティング報告

来年2月に行われる合同展示会のミーティング報告がありました。

開催期間中のスケジュール、共用フロアの使い方などの共有があり、その後実際の展示空間の使い方について話し合いました。

それぞれ係の仕事や、卒プロ・修論などここから佳境に入りますが、頑張りましょう!

2018年度 秋学期研究会第10回

秋学期第10回の研究会が行われました。

まずは、「Landscape=窓」というテーマから。

窓というのは、壁があるところに存在するものであり、外部からの情報を選択して取り入れている(明るさ、風など)。

研究会メンバーも紙を切り抜いて窓を作り、景観を切り取るワークを行いました。

人気投票1位のなぎささんの作品
人気投票同率1位のさきさんの作品


次に、神山遠征の報告を行いました。

今まで行ってきた調査の結果をもとに、より楽しく歩く・発見的に歩くための神山の地図を作成したり、神山にある倉庫で展示会をしたい、という展望を発表しました。


次に、グリーンヒル貝取プロジェクトの発表報告を行いました。

30年間住民たちの手によって緑地を維持管理してきた集合住宅を分析するにあたって、

・30年間の植栽の変遷

・維持管理に住民がどのように関わってきたか

・空間の質が住民の意識にどのように関わったか

などを中心に今後も調べて行くそうです。


最後に、展示会会場であるルデコの下見に行ったメンバーによる報告と、会場構成についての議論を行いました。

2018年度 秋学期研究会第9回

秋学期第9回の研究会が行われました。

  • ORF振り返り

先日行われたOpen Research Forum(ORF)の振り返りを行いました。「Gardens For Living」というテーマのもと、展示レイアウトを時間単位で更新していくという試みを行いました。

パネルの移動のタイミングや、説明の難しさなどの壁があった一方で、庭のコンセプトをベースにした説明ができたこと、付き添って説明をしたほうがいいものと、説明なしにとにかく呼んでもらったほうがいいものががあるという気付きがあり、展示会に向けての良い収穫になりました。

  • 藤沢SSTワークショップ報告

街の利便性とコミュニティを生かしたサービスデザインを企画するワークショップの報告がありました。住民のペルソナををベースに、フレームワークを用いて、ワークを行いました。今後、プロトタイピング、ユーザー検証を行っていくようです。

  • 展示会コンセプト

ORFでは「Gardens For Living」というテーマで行い、生きるための庭に共通するものを展示会でもテーマにしたいという話でした。前回のLANDWALK.KITに倣った名前にする、庭ができるまでのプロセスを見せるという意味で道野要素を加える、石川研のインデックスとしての庭を見せる、など様々な案が上がりました。最終的には、前回見せたツール(KIT)を用いて我々が作り上げたものを見せる、という意味合いで「庭仕事」にすることになりました。

  • 即日課題「庭は見立てである」

作庭記で度々記述があった「庭の見立て」に倣って、ドコモハウス付近に落ちているものをなにか別のものに見立てるワークを行いました。

2018年度 秋学期研究会第8回

秋学期第8回の研究会が行われました。

まずは、卒プロ相談から。


-たけさん

“「やかましい」を探る”

都心に溢れる広告や店の看板、店の中に所狭しと貼られたポップなどの、

モノや情報に溢れたものに私たちが抱く興奮について、何が興奮させているのかについての考察がありました。

突如出現型/カクテルパーティー型/縦/横/混在など、様々なジャンルに

“やかましさ”は存在するとして分類しました。

先生からは、やかましさの分類ではなく、どうしてやかましさに良し悪しが生まれるのかが気になる、などのフィードバックがありました。


-ゆいこさん

“ゲストハウスを介して都市を体験すること”

ゆいこさんがゲストハウスに居続けた事で起きた、自身の「観察者」から「当事者」の変化を当時記して居た日記や撮っていた写真などから考察しました。


次に、ORFへ向けたパネルレイアウトの最終調整を行いました。

どんな幅でどんな色の帯をつけたら効果的か・写真の色味は全体的に見てどうか、など細かくチェックを行いました。


最後に、実習「LANDSCAPE=TIME」を行いました。

【ある区切られたスペースに一本の木が立っているという情景】に新たな情報を書き入れる事で「時間」を表現する、という課題に研究会メンバーそれぞれが取り組みました。

木から枯葉が落ちている様子を表したり、その木が倒れていたり、メンバーそれぞれたくさんの時間のスケールで表現を行なっていました。

植物からはその周囲や過去の状況など、時間が見えてきます。

例えば、大人の男性がその木の横に立っているだけで、その木が10年以上そこに生育できる環境があったことを示すのです。

このように、植物の周りを取り巻く環境は複雑で様々な事情を持っていることがわかりました。

2018年度 秋学期研究会第7回

秋学期第7回研究会が行われました。

この日は即日課題課題からスタート。毎年恒例アンディー・ゴールズワージーごっこをしました。

アンディー・ゴールズワージーとはスコットランド在住の、自然物用いて周囲の環境の中に強い秩序を作り出すアーティストです。
彼の作品を模倣するにあたって大事なポイントは

・周囲の環境の文脈を正しく読み取ること
・意味を切り離してものを見ること(葉っぱであることを忘れて、尖っていること、緑であることを見ること)

の2つです。これらの簡単なレクチャーの後、先生、学生ともに実際に外に出て作品を作りました。

その後はおrfにむけて打ち合わせをして、今回の研究会は終了しました。

2018年度 秋学期研究会第6回

秋学期第6回の研究会が行われました。

まず、「ランドスケープデザインは詩である」というテーマから。

詩の特徴として、

  • 言葉、語彙をより多く知っている
  • 文脈の中での意味、組み合わせが冴えている
  • 新しい文字や単語の発明も可能だが、届く相手が狭まる
  • 俳句のような定型詩は坪庭のデザイン?
  • 書かれたものだけではく、黙読や音読、筆写も含めて様々な読まれ方をする、それも含めて詩だ。
  • 逆に、思わせぶりな記号だけを組み合わせるのがマンションポエム

といったものが挙げられ、

ランドスケープの特徴で、詩のアナロジーとして考えられるものとして、

  • 語彙の要素:植物、素材、施設、記号
  • 文脈としての自然環境、既存風景、文化とお約束
  • 非記号性は意匠は届く相手を選ぶ

がある、という話がありました。

そして、谷川俊太郎や李白、草野心平などの著名な詩を見た後、事前に与えられていた、「秋に関する自由律俳句をつくる」課題のの一覧から、各々の好きなものを選んで投票、レビューを行いました。

連絡事項の確認を終え、ORFパネルの確認へ。

「Gardens for Living」のテーマに沿って展示を行う予定で、展示するパネルのレイアウトについて議論がありました。

また、当日に着用するTシャツのデザイン案も、議論の末決定しました。当日が楽しみですね。

最後に卒プロ相談会がありました。

おたかなは、自らの病気によって風景を失い、取り戻したことを庭づくりのプロセスを助けにしながら、客観的な回復過程という文脈にのせるというテーマ。

日記や写真といった記録のとり方やその加工の仕方、ドコモハウスでの庭づくりについての相談をしました。

もえは、廃墟の持つ廃墟性について。

理論編では廃墟について書かれている文献などから、廃墟の表象や、未来の廃墟について扱い、実践編として、廃墟住宅の市民住宅課の方へのインタっビューを行ったそうです。どのようなアウトプットにすべきかの相談をしました。

2018年度 秋学期研究会第5回

秋学期第5回目の研究会が行われました。


・まずはORFについて。

石川研が取り組んでいるプロジェクトをORFや展示会でどのような形式で展示を行うのかの議論や係分担の再確認を行いました。


・次に、「ヘタ地はなぜ生まれるのか?」についての議論が行われました。

ヘタ地が生まれる過程や、なぜヘタ地は扱いにくいのかについて話し合い、それそぞれ土地に根付いたルールが残ったことでおこる「言葉の通じなさ」がヘタ地を生み出しているということがわかりました。


・続いて「ドコモハウス周辺の植栽計画プランB」を作成するワークショップを行いました。

一旦今ある環境を忘れて、研究会メンバーがそれぞれの要望や理想を紙に起こし、発表しました。


・最後に、さきさんとまいさんの卒プロの進捗報告がありました。

それぞれが苦戦したり悩んでいることについて、研究会メンバーが意見を出し合いました。

2018年度 秋学期第4回研究会

2018年度秋学期、第4回目の研究会が開講されました。

この日はまずは大宮で行われたランドウォークの振り返りから始まりました。研究会メンバーがそれぞれ簡潔に、大宮を歩いた実際の印象を、それを成立させているより広域の事情に照らし合わせながらコメントします。

今回のランドウォークでは大宮の「ヘタ地」に多く注目が集まりました。「ヘタ地が”なぜ”できるのか?」について今後も議論が続きそうです。

続いて千年村プロジェクトの調査報告が行われました。

千年村プロジェクトとは、早稲田大学中谷礼仁研究室を中心とした合同プロジェクトです。10月6-7日、石川研メンバーも鬼怒川 渡瀬川周辺の疾走調査に参加しました。

石川研としては、長く存続していた仕組みが残ってるかどうかや、今の風景に痕跡を留めているかという点で千年村を評価したいということを再確認しました。

また、11月22-23日に六本木で開催されるORF展示会で着用するTシャツについての話し合いなどが行われました。

その後卒業プロジェクトの公開相談会も行われ、いつもよりフランクに現状の進み具合などについて話し合いました。

●あや

あやは「遺品の観察を通して大叔母を弔う」ことをテーマにしています。死と生を分けて考えず、地続きであることを実感したいということを背景に新しい弔い方を模索しています。

他研究会メンバーからは諦めないでもっとしつこく続けていい!とか、一緒にいるつもりで同じ部屋で過ごしてみたら?などの提案が出ました。

●薫子

薫子は「風景をつくる身体」をテーマにしています。自分の体を媒介として風景を記述する方法を模索している最中です。今回は実際に神山町で体を動かしてみた動画や、神山町でヒアリングしてきたことなどを見せながら話し合いました。

11月22・23日開催のSFC – ORFに向けての準備が始まってきています!

大宮 ランドウォーク

2018年9月22日、埼玉県大宮のランドウォークを実施しました。

大宮駅東口からOM terrasseを通り芝川や氷川神社などを経由しながら、さいたま新都心駅まで歩きました。

今後現地を実際に歩いて得た一次情報を、各メンバーがランドウォークノートにまとめます。